「大型案件」AnthropicのIPO、韓国の証券会社が相次いで不参加……公募株への申込みは困難か(聯合ニュース・朝鮮語) 米人工知能(AI)企業AnthropicのNASDAQ上場を前に、韓国の主要大手証券会社が相次いでIPO(新規株式公開)の引受団への参加を見送ることを決めた。 今年5月、スペースXの公募株申込みを進めた未来アセット証券が、最終的に株式の割当てを受けられなかった前例が負担として意識されているうえ、AI企業の割高評価をめぐる論争も重なり、証券各社は参加に消極的な雰囲気だ。これにより、韓国の個人投資家がAnthropicの公募株申込みに参加するのは難しいとみられる。 29日、金融投資業界によると、韓国の主要大手証券会社10社を対象にAnthropicのIPO引受団への参加意向を確認したところ、8社(韓国投資証券、未来アセット証券、NH投資証券、サムスン証券、ハナ証券、キウム証券、新韓投資証券、大信証券)が参加しないとの立場を明らかにした。 メリッツ証券は具体的に確定した事項はないとし、KB証券は個別の取引については確認できないとの立場を示した。 現時点までに、AnthropicのIPO引受けをめぐり、韓国の証券会社から金融監督院に提出された申告や報告も特にないことが確認された。 (中略) ある金融投資業界関係者は、「スペースXの公募株で割当てを受けられなかった前例があるため、証券会社全体に負担感がある。AIバブル論も引き続き提起されているだけに、大規模な海外IPOへの参加には慎重にならざるを得ないだろう」と述べた。 これにより、韓国の投資家は、AnthropicがNASDAQに上場した後、韓国の証券会社を通じた海外株取引で直接購入するか、Anthropic株を組み入れたETFを通じて間接投資する方法などを検討する必要がありそうだ。 金融投資業界からは、韓国の大手証券会社が世界的なIPOに参加できない状況は、グローバル投資銀行(IB)の競争力強化という政策の方向性とも隔たりがある、との指摘も出ている。 (引用ここまで) アンソロピックのIPOが迫っており、日本でも取扱があるとの報道がされています。 アンソロピックIPO、みずほ・MUFGも幹事証券 日本でも販売へ(ロイター) まだ手元の証券会社での取扱がどうなっているかは分かりませんが、個人的には買ってもいいかな……くらいには思っています。 手元にドルがわりとあるので。 まあ、どの企業がAIの覇権を取るのかは分かりませんが、アンソロピックについてはそれなりにチェックしておいてもいいと思っているので。 ところが韓国ではIPOを引き受ける証券会社がないことでちょっとした騒ぎになっています。 これはスペースXでIPOに参加したはずが割当数ゼロで担当したみらいアセットがメンツを潰されたことが影響しているのでしょうね。 あれはひどかった……。韓国の現在における国際的な階梯を見せつけられた事件といっても過言ではないですね。 のちにブルームバーグが「韓国の未来アセットは正式な申し込みを忘れていたのだ」ってスクープして、それに対して証券企業側が「虚偽だ」として訴訟を起こすなんてことにも発展しています。 まだこの訴訟の行方も、実際になにがあったかも分かってはいないのですが。 韓国の金融当局は未来アセットの制裁に着手しているとのこと。 金監院、スペースX公募株「0配分」未来アセット制裁着手(東亞日報・朝鮮語) 「正式注文を忘れた」のであっても、「韓国が無視された」のであっても悲惨なことに変わりはないですけどね……。 で、今回は「羮に懲りて膾を吹く」とばかりに、アンソロピックのIPOに手を挙げられなくなったと。 ま、今回も主幹事はゴールドマンサックスですから、「韓国は……まあ、いいか」くらいに扱われる可能性もあるのは間違いないか。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国の若者が大企業への就職を諦めない理由 ── 賃金格差が社会から奪うもの 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…