1: ◆Xz5sQ/W/66 2017/07/01(土) 02:37:43.29 ID:0ligPOBV0 === 休日、空ははろばろいい天気。ポカポカ陽気もちょいと添えて、今日は絶好の外遊び日和と言っていい。 足を運んだ公園は、案の定沢山の子供たちで溢れていて…… そんな子供の群れに混じって、元気に走る少女が一人。 「おやぶーん! こっちこっち~!」 「おー、見てる見てる。あんまりはしゃぎ過ぎるなよー!」 こっちに呼びかける環に手を振って、俺は隣にいる女性へと顔を向ける。 「歌織さん、荷物重たくないですか? もう少し俺が持ちましょうか」 「いいえ、平気です。……それよりもプロデューサーさん」 「はい?」 「今日は、晴れて良かったですね。環ちゃんたちも嬉しそうで……ふふっ♪」 ああ、なんて人の心をほんわかとさせる笑顔なんだ。 お弁当の入った鞄を手に持って、公園の中を走り回る環を見つめる歌織さんの横顔は美しい。 今でも信じられないな、こんな綺麗な人を劇場に、アイドルにスカウトできたなんて。…