1 名前:煮卵 ★:2026/10/27(火) 18:15:22.72 ID:AGXrZcP59.net 21日で高市政権の発足から1年。女性初の宰相は堅調な内閣支持率を背景に永田町の風景を変えようとしている。ひずみは出ていないのか。現状を探る。 同床異夢-。何とか同じ傘の下に収まったものの、衆院野党第1会派を形成する2党の間には溝が横たわる。 トップ2人の発言が、その深さを物語る。 「私自身は、政権交代という言葉を発した記憶はない」。 9月末、公明党の新代表に内定した岡本三成氏はこう強調し、1年前にたもとを分かった自民党との連携を排除しない考えを示した。 一方、立憲民主党出身者でつくる「民主改革の会」の小川淳也代表は、目指す先に「非自民の受け皿」があると語る。2人の視線は別の方向を向く。 「中道勢力の大きな固まりをつくる」とうたい、1月に立民、公明の衆院議員らで結党した中道改革連合。2月の衆院選で惨敗し、参院に残った立民、公明との合流構想は頓挫、中道は分裂した。当初から指摘された「選挙互助会」を裏付けるかのような結末を迎えた。 先の特別国会での対応や選挙でも、3党の足並みはことごとく乱れた。「なぜ『違い』ばかりを互いにこうも強調するのか」。合流構想に期待していた公明幹部の一人はため息をつく。安全保障やエネルギー政策、地方の首長選挙での支援先などが議題になるたびに、亀裂は深まっていった。 ◇ ◇ 今国会は9月下旬に民主改革と公明で慌ただしく結成した統一会派「中道」で臨む。結束具合が注目される中、政府が成立を重視する消費税減税関連法案について岡本氏は10月初旬、政府側の対応次第で「賛成の可能性が出てくる」と発言。後に「現状はできない」とトーンを弱めたが、民主改革側を中心に「さっそく公明が自民に寄り添い始めた」との疑心が広がった。 単独では18人に過ぎない民主改革は公明をつなぎ留めようと躍起だ。代表質問の質問機会を公明側に譲り、公明が打ち出した消費税減税関連法案の対案にも「共感する」と小川氏が表明。 野党第1会派の座を維持するため、公明に配慮を重ねる。 ◇ ◇ 不安定な「中道勢力」のお家事情により、衆参の合計議席で野党最多の勢力に躍り出たのが国民民主党だ。旧民主党の流れをくみ、立民や民主改革とは「兄弟政党」と呼ばれることもあるが、「民主党というくくりで結集することは一切考えていない」と玉木雄一郎代表。独自路線を歩む。 国会で野党らしからぬ動きを見せることもあり、その都度「連立入りへの布石か」との観測が飛び交う。消費税減税関連法案には「反対ありきでない」と榛葉賀津也幹事長。政府に協力する選択肢もほのめかす。 こうした協調姿勢と、独自色を追い求めるスタンスが、結果的に野党間の連携を遠ざけている。 簗和生前農相による「予算カット」発言が明らかになった直後、立民元代表の泉健太氏は「追及に質問時間を使わず、国民生活に関する質疑に徹するべきだ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。衆院代表質問にトップバッターで登壇した岡本氏を含め、当初は簗氏や高市早苗首相の追及に及び腰だった面は否めない。 就任から1年たっても堅調な内閣支持率を維持する首相を前に、民主改革の中堅は「厳しく攻めれば世間から批判されるのはわれわれだ」ともどかしさを口にする。「焼け野原」(会派「中道」関係者)状態の野党を政府筋は「ぼろぼろでいてくれるおかげで高市政権は安泰だ」とやゆする。 このまま「1強」の加速と独走を許すのか。野党の存在意義が問われている。 [西日本新聞] 2026/10/27(火) 18:09 引用元:…