
1: 名無し@サカサカ10 2025/08/04(月) 22:15:01.46 浦和レッズは2025年3月31日まで埼玉スタジアムの指定管理業務を行っていたが、4月以降は『公益財団法人埼玉県公園緑地協会』が同スタジアム公園の指定管理者に。指定管理者審査の不透明性や管理体制等を巡り否定的な意見が相次ぐなか、 埼玉県議会議員の高木功介氏と諸井真英氏がエディオンピースウイング広島の管理方法を比較対象に、公園緑地協会が指定管理者である埼玉スタジアムの現状に異論を唱えたほか、サンフレッチェ広島関係者からも疑問の声が挙がっている。 高木議員は3日にXを更新。「エディオンピースウイング広島視察」を報告するとともに、広島元代表取締役社長である仙田信吾氏らとの記念写真や、スタジアム内のロッカールーム、それに広島市によるスタジアム等整備事業の事情費・資金計画のスライド資料をアップ。 「市立スタジアムとして市民の寄付で建設費の3分の1を賄い、指定管理はサンフレッチェが単独で担う健全な運営体制」と称えると、「埼スタとは対照的。レッズが排除されている現状は異常であり、是正すべき構造です。クラブと行政の信頼関係こそ鍵」と、埼玉スタジアムの管理体制に苦言を呈した。 また高木議員とともにエディオンピースウイング広島を視察した諸井議員は、総事業費のうち3分の1をファンからの寄付を募ってエディオンピースウイング広島の建設費が抑えられたこと、スタジアムの指定管理者がサンフレッチェ広島であることを強調。 「オープン以来ほとんど毎試合満員ということで人気が定着している」と同スタジアムの盛況ぶりにも触れた上で、埼玉スタジアムの運営体制についてこう綴っている。 「チーム関係者、市の担当と話している中で、埼スタは浦和レッズを指定管理者から追い出した、と伝えると一様に『理解できない』『埼玉県は何考えてるんだ』という反応。重きを置くところ、目線が違う運営を行なっていると結果は変わってくるということ。多くの関係者からは非常識と見られていることは間違いない」 埼玉スタジアムの指定管理者に公園緑地協会を指名した県の審査を巡っては、『現代ビジネス』が3月20日、審査の過程で一部の県議会議員が介入した可能性を報道。諸井議員は「これは不正な指定管理者選定であることは明らかだが、不正に関与した人間は説明責任が求められると思うが」と追及している。 また、浦和は指定管理業務終了の際に「浦和レッズは、サッカーをはじめとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創ることを目指す者として、今後もホームタウンの価値向上に取り組んでまいります」などと声明を発表している。 さらに『現代ビジネス』の伝えたところによると、浦和の田口誠代表取締役社長は、県が公表した「令和6年度埼玉県営公園指定管理者候補者の選定結果について」という文書における「浦和レッズは指定管理者と利用者が明確に区分できているとは言い難い」「利益相反」という記述に反論したという。 サンフレッチェ広島や広島市の関係者からも埼玉スタジアムの管理体制に対する疑問の声が挙がっているだけに、埼玉県には何らかの説明が求められる。…