1 名前:@昆虫図鑑 ★:2026/10/28(水) 16:23:30.79 ID:vQPiHM8H.net 日本から苗木が流出する形で普及し、ブドウ栽培の約4割までシェアを拡大していた韓国のシャインマスカット価格が急落し、問題となっている。10年前に比べて栽培面積が約20倍に増えた過剰生産が主因で、経営難から新規就農者が自殺する事案も発生した。国内の流通価格を安定させるため政府も輸出拡大を推進しており、海外市場で日本産との価格競争が激化しそうだ。 「青年農家の苦境が解消されるよう努力する」。韓国の農林畜産食品省は今月19日、韓国中部、忠清南道のシャインマスカット農家が8日に自殺したとの報道を受けてすぐにコメントを発表した。韓国メディアによると、2021年に就農したものの、価格下落と生産費上昇で借金返済に苦しんでいたという。 韓国ブドウ協会も「今回の事態を個人の問題として受け止めることはできない。全国の多くの農家が直面している切実な問題だ」などとの声明を出した。 ソウル市内の卸売市場価格をみると、20年8~10月の2キロ2万8532ウォン(約3400円)がピークで、高級ブドウとして流通していた。ただその後は下落し、今年は同じような時期で8746ウォンと3分の1まで下がり、生産費を回収できないレベルという。 06年に日本で品種登録されたシャインマスカットはその後、韓国や中国などに苗木が流出。そのまま海外でも品種登録できる期限が過ぎてしまい、韓国では14年ごろから本格的に栽培されるようになった。 16年の全国の栽培面積は推定で約278ヘクタール。食べやすさや甘さなどから需要が増え、ピークは24年の約6300ヘクタール(生産量は約10万トン)だったとされ、ブドウ栽培に占める比率は4割となり、日本の約2倍の面積に達していた。南東部の慶尚北道が最大の産地だ。 韓国ではシャインマスカットなど一部品種に偏った経営はリスクの分散ができないため、生産現場で課題とされてきた。日本を参考に、各農家が栽培品種を増やすべきとの意見がある。 一方で22年に1515トンだった輸出量は25年に8252トンに増加。国内価格の下落を抑えるため、政府は海外販路を増やすなど輸出拡大を後押ししており、日本産との競合は激しさを増すことが予想される。 西日本新聞社 引用元:…