
1: 匿名 2026/10/26(月) 17:45:54 日本の政府開発援助(ODA)で西アフリカのモーリタニアに提供される1隻の漁業調査船が今月、完成した。世界有数のタコ輸出国で知られる同国のタコ漁は40年以上前、日本人男性が日本の漁法を伝授したのが始まりだった。モーリタニア政府は男性にちなんだ船名をつけ、両国の絆の証しとして水産業の発展に活用する計画だ。漁業調査船は、同国の船が老朽化していることから、国際協力機構(JICA)を通じて供与が決まった。水産資源の調査や海洋環境の観測に必要な最新の機能が備わっている。モーリタニアでは現在、タコ漁が年数億ドルの収入をもたらす主要産業となっている。同国にタコ漁を普及させたのは、1978~85年に国際協力事業団(現JICA)の専門家として現地で漁業を指導した中村正明さん(78)だ。国土の大半がサハラ砂漠で魚介類を食べる習慣があまりなかったが、資源豊かな漁場に目をつけた中村さんは、日本式のタコつぼ漁を伝授した。モーリタニアでは当時、タコは見た目から忌避され、「漁師たちは誰も触ろうとしなかった」(中村さん)。それでも自ら沖に出て漁を教え続け、次第にその後ろ姿を漁師たちが追うようになった。いまや同国産のタコは、日本が輸入する全体量の約4割を占め、スーパーなど日本の店頭に多く並んでいる。JICAによると、タコ漁が盛んな現地の村では、中村さんへの敬意から、子どもに「ナカムラ」や「マサアキ」と名付ける親がいるという。モーリタニアの駐日大使は着任のたび、中村さんの東京都内の自宅を訪ねて来る。中村さんの名前が付く予定の漁業調査船は新潟市の造船所で完成し、今月29日に進水式と命名式が行われる。来年春にもモーリタニアに供与される見通しだ。中村さんは読売新聞の取材に、「現地の人々のためと思って取り組んだことが認められてうれしい。国際協力とは相手国の食いぶちを考えることだ」と語った。式典には、中村さんも出席する予定だ。ニュース漁師が触ろうとしなかったタコをモーリタニアの主要産業に、伝授した日本人にちなみODA船「ナカムラ」命名へ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース日本の政府開発援助(ODA)で西アフリカのモーリタニアに提供される1隻の漁業調査船が今月、完成した。世界有数のタコ輸出国で知られる同国のタコ漁は40年以上前、日本人男性が日本の漁法を伝授したのが始ま…