1: 匿名 2026/10/26(月) 08:27:13 ポストを表示1989年春、北京の天安門広場に集まった学生たちを人民解放軍が粉砕した「天安門事件」が起きる1カ月前、広場を訪れた。デモの気配は微塵(みじん)も感じられず、むしろ、人々で賑(にぎ)わう付近の食堂の様子が印象に残った。中国が誇る数々の伝統料理を前に、人々が口角泡を飛ばして会話し食べる姿に圧倒された。▼隣の客が帰った後のテーブルの様子は日本と異なっていた。エビの尻尾、炒飯(チャーハン)のコメ粒、魚の骨などが雑然と散らばる。その理由を近くの客に聞くと、「料理人への敬意」を示したのだという。つまり「テーブルを汚すほど夢中で食べた」のを示した、というのだ。食文化は実に多様である。▼中国南部の人々はよく「四つ足の物はテーブル以外、空飛ぶ物は飛行機以外食べる」といわれる。実際、両生類や野生の希少哺乳類までがメニューに記載され、味探求の精神に脱帽させられる。…