「上でも下でも根こそぎやられた」……2.6兆ウォンを賭けた“飛んで火に入る個人投資家”の涙(韓国経済新聞・朝鮮語) 国内証券市場が急騰と急落を繰り返し、株価上昇に賭けた投資家と下落を予想した投資家が並んで損失を被る状況が現れた。KOSPI指数が1日のうちに3%を超えて上下するなか、レバレッジ型ETFとインバース型ETFはいずれも、2日間の累積収益率がマイナスとなった。 日間収益率を倍数で追従する商品の特性上、一日の上昇分を翌日返却する過程で投資金が減ったのだ。 市場の変動性が高まると、相場の方向性に賭けようとする投資需要が急増し、代表的なレバレッジETFとインバースETFの2商品では、わずか2日間で2兆6000億ウォンを超える取引が行われた。 (中略) 2倍レバレッジETFと2倍インバースETFが同時にマイナスとなることがあるのは、保有期間全体の指数リターンをそのまま2倍する商品ではないためだ。毎日変わる純資産を基準に基礎指数の日間収益率に合わせて運用する。 これに伴い、数日にわたる累積成果は指数がどれだけ動いたのかだけでなく、その過程で騰落をどれだけ大きく繰り返したかによっても変わる。 例えば、指数が100から1日10%上昇した後、翌日9.09%下落し、元の水準に戻ったと仮定してみよう。 費用と追跡誤差を除いた2倍のレバレッジ商品は100から120に上がった後、約98.18に下がる。 同じ指数を逆に2倍追従する商品も100から80に下落した後、約94.54に止まる。 指数は横ばいだが、両商品とも損失だ。 (引用ここまで) 100買うだけで、200買うのと同じだけの投資ができるのがレバレッジETF。ブルとも言いますね。 ブルは雄牛のこと。角で突き上げるように上昇する様子をもって「ブル」。 一方、100買うだけで200売るのと同じだけの投資ができるのがインバースETF。こちらはベアと呼ばれます。 熊が爪を振り下ろすように下落するってことで「ベア」。 韓国市場で2日間で2兆6000億ウォンものETF取引があったのですが、どちらもマイナスになるって珍事。 ベア・ブルはこういうパターンもあるんですよね。 まあ、個人的にはちょこちょこ楽天4.3倍を買ったり売ったりしてますが、そんなにダメージのない範囲でやってます。もちろん、現物のみ。 レバレッジをかけた商品にさらに信用取引するとか怖くてしょうがないですからね。 んで、そんなこんなでこの5月に韓国市場で単一銘柄のレバレッジETFの販売が許可されたのですが。 このタイミングが韓国での統一地方選挙の直前でした。 SKハイニックスやサムスン電子の株を少ない金額でも買えるってことから、「国民へのプレゼントだ!」みたいな扱いになっていたのですね。 与党が勝利を収めた原因のひとつともされていました。 ま、7月にそれらの株は暴落して120万口座に追証が発生し、35万口座が強制決済されたのですが。 なんでも個人投資家はレバレッジETFで6兆ウォンの損失があったそうですわ。 SKハイニックス、サムスン電子のレバレッジETFで個人損失6兆ウォン… 40・50代の損失が62%(KBS・朝鮮語) しかも、この数字は8月半ばまでのもので、10月に入ってからの暴落はカウントに入っていません。 ……大元の原因はパルリパルリ(早く早く)と呼ばれる韓国人の性急な志向性にあるんでしょうけども。 暗号資産にも全力投球でキムチプレミアム発生。 金取引にも全力投球で、やっぱりキムチプレミアムが発生していました。 今度は株取引でも全力投球。んで、損失が個人だけで6兆ウォン。レバETFの発売〜たった2ヶ月半で。 階層脱出のためにはそうすることが必要なんでしょうかね。 きつそうな社会だよな、ホントに。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 ちょっと待って! その「六韜」、本当に存在してますか? ── 「バカの六韜」の正体を暴く 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…