【独自】米国、韓国に「北朝鮮の核情報を共有されたければクーパン問題も解決せよ」(ハンギョレ) 米国の情報当局が、6カ月以上続く北朝鮮情報の共有制限の問題を解消するには、クーパン問題などの両国の経済懸案も解決しなければならないという考えを韓国政府に最近伝えてきたことが、15日に確認された。米国が情報制限問題を安全保障上の信頼回復だけでなく経済摩擦の事案にまで結びつけたことで、この問題の長期化が懸念される。 与党の高位関係者は15日、ハンギョレに「米国の情報当局が最近、北朝鮮の核情報の共有制限の解除について、『情報当局間の信頼の回復はもちろん、クーパンを含む経済問題がどうにかならなければ、解決はできない。(クーパンの問題が)エスカレートしているため、その問題が解決していないのだ』との考えを伝えてきた」と語った。この人物は政府内で米国側の立場を共有した。 米国は、表向きには今年3月にチョン・ドンヨン統一部長官による北朝鮮の亀城市のウラン濃縮施設発言を機密漏えいだとして、一部の北朝鮮情報の制限の根拠にしているが、一方で経済懸案にまでこの問題を結びつけているわけだ。そのため、韓国政府がチョン長官による亀城ウラン濃縮施設発言の経緯を説明し、不信を解くだけでは、北朝鮮情報の共有制限の問題を解決するのは困難だとみられる。米国側は、クーパンの大規模な情報流出に関する韓国政府の調査と課徴金は米国企業に対する差別的措置だとして問題提起している。 チョン・ドンヨン統一部長官は12日の記者懇談会で、「3月に亀城核施設発言が波紋を呼んだ際、同月に訪韓したマイケル・デソンブレ東アジア・太平洋担当国務次官補にも直に説明し、カン・ギョンファ駐米韓国大使を通じても米国側に経緯を伝えた」と語っている。にもかかわらず、情報制限措置は続いている。 与党の高位消息筋は「韓国政府は、チョン長官が2025年7月の統一部長官候補に対する国会人事聴聞会ですでに亀城について言及していたということを伝え、米国から得た機密を漏らしたわけではないと説明したが、米国側は『チョン長官が正確に確認されていなかった亀城核施設に関する事実を、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長の報告だと引用して語ったことは問題』だという態度を崩していない。米国情報当局はイ・ジョンソク国家情報院長に対しても、親中系であるとの認識を持っている」とし、「普段、北朝鮮の核関連情報は一日に数十枚、毎日共有されていたが、現在はごく断続的にしか入ってこない」と語った。 (引用ここまで) 米韓関係がだいぶやばいことになっているって話はここのところ何度かしています。 根本的に中国寄りに見られているのではないか、と。 特にイ・ジェミョン政権は「中立」「韓国(だけ)の国益」を持論として唱えています。 野党代表時代、大統領選挙中に「中国にも謝々、台湾にも謝々」「韓国は台湾有事には関与しない」「国益優先主義だ」といった発言を繰り返していました。 こんな発言をする人間が国家元首になった国が信頼されるかって話なんですよ。 日本にとっても同様ですが、それまでの発言が大統領になったからって存在しなくなるわけじゃないですからね。 アメリカ側は不信感を持っていて当然ですし、それを隠そうとしていない。 で、実際に統一部長官による「北朝鮮の亀城に濃縮施設がある」って暴露発言や、クーパン事態、対米投資遅延等々で「やっぱそうじゃん」ってなっている。 日本は「あー、まあドラム叩く?」くらいの対応にはしていますが。 北朝鮮関連の情報は断続的にしか来なくなっていると。 ……まあ、しょうがないのでは。 以前にも「ミサイル関連の情報しか来ていない」って話がありましたが。 それ以上の情報を渡すには不安があるってことなんでしょうね。 ハンギョレは「米韓関係の不信が北朝鮮関連情報に及び、さらにクーパン事態などの経済の懸念にも波及している」ってしていますが。 アメリカ的には「不信感を払拭したいのならまずここから」って気分なんだと思いますよ。クーパンは基本、アメリカ企業ですから。 韓国側が起こしている対米投資遅延、クーパン事態、機密漏洩等の結果として、北朝鮮情報の共有をしてもらえていないし、原潜建造についても一歩も動いていない。 因果が分かりやすいと思うんですけどね。 それを「国益だ」っていうのであれば、アメリカにも国益ってものがあることを思いだしたほうがいいと思いますよ。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国はなぜウクライナに噛みつき、北朝鮮には配慮するのか ── 北朝鮮兵士捕虜の韓国移送が見せるイ・ジェミョン外交の矛盾 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…