原潜・ウラン濃縮をめぐる協議が中断……韓国が相次いで要請するも、米国は冷淡(毎日経済・朝鮮語) 米ワシントンDCの状況に詳しい外交筋は12日、「韓国政府の実務陣が核推進潜水艦の導入とウラン濃縮および使用済み核燃料の再処理権限確保の議論を再開することを米国側に要請しているが、米国が反応していない」と伝えた。 この消息筋は「米国が引き続き消極的であるため、韓国政府もこれ以上要請に出ない一種の小康状態が続いている」と話した。 両国のワーキングレベル(実務陣)ですら実務協議が中断されたという点は、韓米間の安保協議が事実上止まったという意味に解釈される。 しかし、外交街ではこのような事態を予見したという雰囲気だ。 韓米原子力協力のイム・ガプス政府代表は今年1月、米国を訪れ、核潜水、濃縮·再処理と関連して米国側と迅速な協議を進めようという共感を形成した。 これに先立ち、昨年11月に韓米首脳会談の了解覚書(MOU)が発表されてから約2ヵ月後であり、安保協議がスピードを出す条件は十分に造成された状況だった。 しかし、その後、韓米通商ライン間の対米投資協議で雑音が聞こえ始めた。 (中略) このような状況で、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官の北朝鮮構成核施設発言が出て、トランプ政権内の韓国不信気流が拡散したという。 (引用ここまで) 韓国ではいくつかの軍事装備について念願、野望と言ってもいいほどにその保有を願っています。 大きく3つありまして。 ・航空母艦 ・原子力潜水艦 ・核ミサイル この3つを本当に希求しているのですね。 空母は一時期、ムン・ジェイン政権下で小型〜中型の保有が考慮されていました。 日本と同じくF-35Bを導入するとの話も一時期出ましたね(その後立ち消え)。 核ミサイル、原爆については自国での保有の選択肢を常に捨てていない状況です。 1970年代に開発計画を進めたこともあるのですが、アメリカに潰されました。 いわゆる「890計画」ってもの。 それ以外にもユン・ソンニョル政権で「核兵器保有の是非について云々」って話が出たことがあります。 そしてもうひとつの野望が原子力潜水艦の保有。 ムン・ジェイン政権下ではアメリカに対してロス級原潜の貸与を申し入れたことすらあります(もちろん断られた)。 それよりも前のノ・ムヒョン政権時代も建造計画が上程されたことがあるのですが、朝鮮日報にすっぱ抜かれて沙汰止みになりましたね。 で、「自主国防」を大いに喧伝しているイ・ジェミョン政権は原潜建造に何度も言及しています。イ・ジェミョン本人が「我が国で建造する、独自の原潜」って話をしていますね。 まあ、米軍から「おまえら原潜持つ必要ないから。本当にほしいなら理由を挙げてみ」って軽く扱われてもいるんですけどね。 まあ、実際にステータスシンボル以上のものではないからなぁ……。 アメリカとしては「原潜を取得する以上、対中国封じこめに参加するのだろう」って考えのもとで技術や核燃料を供給することになるのでしょうが。 韓国にはそんなつもりはひとつもないんですよね。 で、案の定、アメリカとの原子力潜水艦に関しての協議が1ミリも進んでいなかった、との報道。 ……まあ、でしょうね。 それでなくても米韓関係がぶっ壊れ寸前なのに、米韓原子力協定を再改正する動機がアメリカ側にはないですから。 ちなみに日本は「調査・研究」に向かおうとしています。 「原潜導入論」政治主導 反撃か哨戒か、目的定まらず―3文書改定へ議論曲折も(時事通信) 時事通信のいうところの「目的定まらず」ってのも分からんでもない。 どんな原潜をなんのために導入するのか見えていないんですよね。 ま、それを研究するってことなんでしょうけども。乗員の環境をよくするってのもひとつではあるかなー。シャワー使い放題は通常動力には無理ですからね。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国はなぜウクライナに噛みつき、北朝鮮には配慮するのか ── 北朝鮮兵士捕虜の韓国移送が見せるイ・ジェミョン外交の矛盾 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…