1 名前: 投稿日:2026/10/11 14:48:03 ID:5RQZf6dm0Aさん(20代)は、仕事帰りに立ち寄った洋食店でハンバーグ定食を注文した。仕事終わりで空腹だったこともあり、やっと運ばれてきたハンバーグに心が躍る。しかし、ナイフでハンバーグを切った瞬間、あることに気づく。その断面を見ると、中心部分がやや赤みを帯びていたのだ。 不安に思ったAさんは、思い切って店員に「中の色が少し気になるのですが、大丈夫でしょうか」と伝えた。すると厨房から出てきたシェフが快く確認し、「念のため焼き直します」とすぐに新しいものを用意してくれた。 ありがたい対応にほっとした一方で、Aさんの心には「わざわざ手間をかけさせてしまった」という申し訳なさが残った。 会計時にも「先ほどはすみませんでした」と謝ってしまうほどだった。「指摘して良かったのか、それとも黙って食べるべきだったのか」という迷いは、今も消えていない。 このように、飲食店で感じた小さな違和感を伝えるべきか、飲み込むべきか迷った経験は、多くの人にあるのではないだろうか。この「言うか、黙るか」の心理的な葛藤について、臨床心理士の北川清一郎さんに話を聞いた。 ー違和感を伝えることに「申し訳なさ」を感じてしまうのは、どのような心理からくるのでしょうか。 違和感を伝えることに申し訳なさを感じる背景には、「相手に手間をかけさせたくない」という気遣いだけでなく、自分の希望や不満を口にすることそのものへの罪悪感が関係していることがあります。…