「MAGAの一部、韓国を親中と認識」…尋常でない危険信号(中央日報) 韓米両国は表面的に強固な同盟と緊密な連携を強調しているが、政府内外で感知される「同盟の危険信号」は尋常でない水準だ。安全保障や経済・通商はもちろん、北朝鮮関連情報の共有、地域内での軍事的役割分担にいたるまで、主要懸案で両国の見解の違いが表面化し、同盟の亀裂がますます拡大している。 (中略) 韓米両国は安全保障分野における戦略的優先順位について徐々に見解の相違を表している。韓国政府が北朝鮮との軍事的緊張緩和や戦時作戦統制権(戦作権)の移管といった韓半島(朝鮮半島)を中心とする課題を重視しているのに対し、米国は自国の対中牽制という国家戦略に韓国をはじめとする同盟国が直接的・間接的に貢献することを求めている。 こうした過程で、米国の戦略構想にどれだけ実質的に貢献するかが同盟国を評価する主要な基準として定着しつつある。在韓米軍の対中牽制の役割拡大を柱とする同盟の現代化や、ホルムズ海峡における韓国の軍事的貢献問題は、こうした見解の相違が表れている代表的な事案だ。 (中略) 梨花女子大学の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は「米国の国家戦略部門、軍、学界、一般国民にいたるまで中国を牽制する必要性については強い共通認識がある。しかし韓国政府のあいまいな対中姿勢のためトランプ支持層のMAGA(米国を再び偉大に)グループの一部では韓国政府は親中政権という認識が働いている」とし「これは米国側からすればそもそも韓国を信頼できるパートナーと見なせるかという問題」と指摘した。 (中略) 最近浮上している韓米関係の不協和音は一時的な騒動ではなく、米国の対外戦略の変化と自国優先主義が重なって表れた構造的な現象というのが専門家らの見方だ。このため経済・外交・安全保障などあらゆる分野を網羅する包括的な対応が必要との指摘が出ている。 (引用ここまで) 米韓関係が崩壊しつつあることについて、韓国メディアからようやくぽつぽつと記事が出るようになりました。 昨日にピックアップした国情院(旧KCIA)トップや、与党前代表の国会議員が訪米できなかったこと。 国情院職員へのビザが下りなかったことなどはまだその一端でしかないのでしょう。 先日の国連総会に伴ってイ・ジェミョンが訪米した際には、本当に直前まで予定がなかったことが知られています。 【社説】米中、米日に続き朝米会談の兆し…韓米はなぜ会えないのか(中央日報) 対米投資案を持っていったのでなんとか首脳会談が実現しましたが。 そこからまた投資についてもめまくっているのはご存じの通り。 冒頭記事を読んでもらうと、アメリカ側が韓国に求めるものが多くなったので……的な解釈をしているっぽいのですが。 そうした部分も確実にあるとは思うのですけどね。 ただ、根本的にアメリカは韓国……というか、イ・ジェミョン政権、ひいてはイ・ジェミョン本人を信用していないのですよ。 大統領選挙中に「「中国に謝々、台湾にも謝々」、「台湾有事には関与しない」といった発言があったことは当然、アメリカにも知られているでしょう。 根本的に中国寄りであると認識されているわけです。 イ・ジェミョンが大統領に就任した直後、ホワイトハウスから出たのは「米国は全世界民主主義国家に対する中国の介入と影響力行使に対しては依然として憂慮し反対する」って言葉でしたからね。 そして、著名なシンクタンクであるCSISのビクター・チャ氏は大統領選挙中から延々と「このままでは米韓関係は崩壊する」といった警鐘を鳴らしてきました。 相当に韓国寄りの人物であるチャ氏がそこまで言うほどに米韓関係の現状は危機に瀕しているのですよ。 去年の4月の時点で楽韓noteにそんな話をまとめてますのでごらんください。 イ・ジェミョンとトランプはぶつかるしかないんですよ。 ノ・ムヒョン、ムン・ジェインと引き継がれてきた韓国左派の悪いところを増幅した人物なのですからね。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国はなぜウクライナに噛みつき、北朝鮮には配慮するのか ── 北朝鮮兵士捕虜の韓国移送が見せるイ・ジェミョン外交の矛盾 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…