1. 匿名@ガールズちゃんねる 読者はすでにお気づきのように、日本社会における人と人の関係性は明らかにこのうちの「農村型コミュニティ」の性格が強く、そちらに傾く傾向が大きい。 それには理由があって、私は拙著の中で“稲作の遺伝子”と呼んできたのだが(拙著『コミュニティを問いなおす』2009年、等参照)、まさに2000年以上に及ぶ稲作を基盤とする歴史の中で、そうした生産構造にふさわしい行動パターンとして進化してきたのが「農村型コミュニティ」的な関係性だったからである。 つまり稲作の場合、比較的小規模な家族や共同体が単位となって、水の管理などを含めた生産活動に従事する。 そこで得られる生産物(=食糧)の出来・不出来は、メンバーの「生存」を文字通り左右する“死活問題”であり、したがってそこでは生産が滞りなく進んでいくための「同調的」行動が強く求められると同時に、集団のメンバーは基本的に同質的・固定的で、外部との出入りや交流は概して少ない。 こうした構造の中で、それに適応的な行動パターンとして形成されたのが、他ならぬ「農村型コミュニティ」的な関係性だった。 2026/10/09(金) 10:56:15…