カーシェアリングサービス「タイムズカー」の不正アクセス問題で、河北新報の50代記者にも情報が流出したと連絡が来た。何者かが自分に成りすまし、怪しげな請求書が送られてくるのではないか。デジタル社会の落とし穴にはまった感覚に陥った。 「タイムズカー」不正アクセス問題 タイムズカーを運営するタイムズモビリティによると、9月25日に不正アクセスを検知。運転免許証や学生証の画像のほかメールアドレス、パスワードなどが漏えいした。10月1日時点で確認された漏えいアカウント数は約160万件。カーシェアリング事業でタイムズカーは業界トップで、東北6県のシェアカーが配置されているステーション数(2025年10月末現在、レンタカー店舗含む)は806カ所、計3474台。 経済的で便利なサービス タイムズカーに会員登録したのは5、6年前。自宅の車を家族が使い、自分も車が必要な際にアプリで予約してシェアカーを利用している。自宅近くにシェアカーが配置されている「ステーション」が複数あり、自家用車をもう1台所有するより非常に経済的で便利だった。 「お客様の個人情報が漏えいしたことが判明しました」。タイムズカーを運営するタイムズモビリティ(東京)からメールが届いたのは9月29日午後。入会時に送信した免許証画像が含まれていると知り、慌てて専用ダイヤルにかけても「大変混み合っております」と通じない。4日午前もつながらなかった。 身に覚えのない請求が届いたらどうすればよいのか。宮城県消費生活センターは「請求には応じず、警察や当センターに連絡してほしい」と助言。個人の債務情報を管理する信用情報会社に連絡し、クレジットカード発行を厳格化させる手法も紹介された。…