1: 征夷大将軍 ★ 2026/10/04(日) 20:20:28.10 ID:cXcaOOXk9 日本で32年ぶり3度目の開催となった愛知・名古屋アジア競技大会は10月4日に閉幕する。この日、アジア・オリンピック評議会(OCA)と愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会(AINADOC)は合同で大会を総括する記者会見を開いた。会見では、OCA側が数々の新記録が生まれたことを挙げて大会の成功を強調し、持続可能な新しい運営モデルを評価した一方、組織委員会会長の大村秀章愛知県知事は、大会運営における様々な課題への対応があったことを語った。 OCAのタヤブ・イクラム調整委員長は、「愛知・名古屋大会がアジアのトップアスリートにとって素晴らしい経験になった」と賛辞を送った。その理由として、50を超える世界記録、90以上のアジア記録をはじめ、200を超える大会記録が生まれたことを挙げた。「私たちのアスリートを誇りに思う。これは我々の目的が明確に達成されたことを示している」と語った。 続いてOCAのフセイン・アル・ムサラム事務総長も「数字が物語る」と述べ、記録的なパフォーマンスに言及。「アスリートは、良い睡眠、良い交通手段、良い医療、良い食事がなければ最高のパフォーマンスはできません。これらの成果は、組織委員会がアスリートのために最高の環境を作り出したことなしにはありえませんでした」と、運営を高く評価した。 また、今大会では選手村を建設せず、コンテナ式の宿泊施設や大型クルーズ船を活用したことについてイクラム委員長は、「将来的に検討すべきことだろう。持続可能で経済的な一つの成功モデルだ」と高く評価。「一部で課題が指摘されたが、アスリートには非常に好評だった」とも述べている。 とはいえ、大会期間中には見過ごせないトラブルが多発した。韓国の男子バスケットボール代表は運営が手配したバスが来ず、貴重な朝の練習時間を断念した。さらに男子サッカー代表は試合会場とは全く違う場所(野球場)に誤送され、試合開始ギリギリに到着する遅延などが発生。他にも運営上のトラブルが多発した。 これに対し、組織委員会の大村会長は運営面のトラブルに対して初めて言及。「大会運営は大変なチャレンジだった。さまざま問題に対応していく毎日だったということであり、問題にしっかり対応させてもらった」と回答。選手移動のバス遅延に対しては「迷惑をかけたアスリートのみなさんには率直に申し訳なかったということを申し上げたい」と謝罪した。「ただ、日々改善を積み重ね対応してきた」と続けた。 ■「毎日6万人以上が交流する」「どこでミスが起きたというのでしょうか?」 大村会長が答えた後、ムサラム事務総長は「私から補足させてください」と言うと、交通の遅延に関する質問について、こう見解を示した。 「アスリート、コーチ、役員を合わせて約1万7000人。メディアは約7000人。国内外からの技術役員は5000人以上。そして、3万人のボランティアがいます。これらをすべて合わせると、毎日6万人以上が交流する巨大な大会になります。しかし、どこでミスが起きたというのでしょうか? ミスはありません。10万回を超える車両移動のうち、1台か2台が遅れただけです。これは全体の0.000001%に過ぎないです」 「毎回のフライトで、大村会長が言及した以上の困難がありました。では、困難とは何でしょうか? 10万回以上の移動の中で1台か2台が遅れたとしても、それはシステムの失敗ではありません。注目すべき唯一の困難は、東京と名古屋を襲った豪雨でした。しかし、この自然からの予期せぬ出来事があったにもかかわらず、大会は順調に進み、アスリートは多くの記録を打ち立てました」 愛知県知事でもある大村会長は、「アスリートの活躍、全力で試合に臨み挑戦する姿は感動と勇気を与えてくれた。人々の記憶に残る大会となった」と称えながら、「この大会を通じてアジアの国、地域の平和と友好と連携がさらに深まることを祈念いたします」と振り返った。 アジア最大のスポーツの祭典は、4日の午後6時に閉会式が始まる。 取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部) THE DIGEST編集部 2026.10.04…