北朝鮮捕虜1人は亡命拒否、ウクライナは武器要請··· 最後まで説得した(国民日報・朝鮮語) ウクライナで捕虜となった北朝鮮兵が、1年8カ月ぶりに韓国入りするまでには、政府による激しい水面下の交渉があったことが分かった。現地を数回訪問して亡命の意思がなかった捕虜1人を長期間説得し、送還の意思がなかったウクライナ政府を相手に激しい外交戦を繰り広げなければならなかった。 28日、国民日報の取材を総合すると、ユン政権時代からウクライナ現地に少なくとも2〜3回当局者が派遣され、捕虜の亡命意思を打診した。 1人は最初から積極的に亡命の意思を明らかにしたが、もう1人は亡命を拒否し、捕虜交換などの方法で北朝鮮に送還してほしいと要請したという。 政府は長い説得過程を経て、結局、残りの1人の心も変えることに成功した。 (中略) ウクライナ側が北朝鮮軍捕虜の送還に前向きな態度を示したのは、イ・ジェミョン政権発足後だ。 外交・安保当局者らは捕虜の亡命説得に続きウクライナの協力を得るまで容易ではない過程を経た。 ウクライナ側は北朝鮮軍捕虜の送還を自国への兵器支援のレバレッジとして活用しようとしたという。 しかし政府は「ウクライナに殺傷兵器を支援しない」という立場を貫徹させた。 ロシアのウクライナ侵攻は国際法違反という点で戦争反対の意思は明らかにしたが、直接的な武器支援は控えた。 このため、この1年8ヵ月間、ウクライナ側と長くて厳しい交渉を続けてきた。 結局、政府は外交努力を通じて無条件に捕虜を送還された。 ウクライナも同様に、相当な負担を抱えて今回の決定を下したものと見られる。 ロシアと捕虜交換をした場合、自国の軍人を受け入れることができるにもかかわらず、韓国への送還を決定したためだ。 ある政府消息筋は「基本的に北朝鮮捕虜だけでなく国軍捕虜を連れてくることも非公開が慣例」とし「本当に苦労して北朝鮮捕虜を引き渡された。 結果的に何の条件もなしに送還することになった」と述べた。 ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領が23日、北朝鮮軍捕虜送還事実を公開した以後、両国が「非公開合意」を巡り真実ゲームを行う背景にはこのような長期間説得過程で起きた多角的な外交議論が影響を及ぼしたという解釈も出ている。 (引用ここまで) ふむ。連日報道されている、韓国とウクライナの捕虜送還問題。 韓国側は「非公開の合意を覆された!」と声高に叫び、謝罪要求をしている。 ウクライナは政府高官が「北朝鮮捕虜送還について、非公開合意などしていない」と語っている。 ちなみに「非公開合意を覆した。遺憾だ」はイ・ジェミョン大統領が、「合意などない」ってのはウクライナの大統領府長官が、どちらもSNS上でやっているっていう。 ホントにイ・ジェミョンからスマホを取り上げたほうがいいと思うけどね……。 で、捕虜になってだいぶ経ってから韓国に送還されたのは延々とウクライナ側と折衝していたからだ、とのニュースが冒頭のもの。 ウクライナ側としてみたら、北朝鮮兵士であろうとロシア側に送還すれば自国の捕虜交換に使える。 それをわざわざ韓国に送るのだから、それなりの支援はしてくれるのだろうなといった文脈で交渉していた。 韓国側は「殺傷兵器の輸出はできない」としていたそうですわ。 山ほどK2戦車やK9自走砲を輸出しておいて、いまさらなにを言っているんだって気分ですけどね。 K2を輸出したことで、ポーランドが手元のT-72やPT-91をウクライナ支援に回しているって事実もあります。K9も同様。 ホントにいまさらだよなぁ。 で、自分たちは北朝鮮捕虜を送ってもらって「人権国家だ」みたいな顔をしておきながら、その事実を秘密にしろという。 さらにウクライナには自国の捕虜交換をあきらめさせた上で、兵器の支援もしない。 ……傲慢じゃね? 実際の「非公開協定」がどのようなものであったのか、協定が本当に存在したのか否かは分かりませんが。 こうした報道を見る分には「ずいぶんと欲張りなんだなぁ(いつものように)」ってところです。 前も書いたけど、「非公開は韓国に送り届けるまでの期間」って理解をしていた感じがするんですよね。ウクライナ側は。 それを永続的なものだと思いこんでいたのが韓国側ってところ。 まあ、単純にイ・ジェミョンが嘘をついているだけって可能性も充分にあるんですけどね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国カカオ、1.1兆ウォンかけた北米のウェブトゥーンプラットフォームをサ終 ── 北米事業で立ちはだかる「課金」の壁 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…