680: 名無し:14/12/05(金) 15:39:03 ID:GBl バブルの頃、女子大生だった私はスポーツクラブの受付のバイトをしていた。 そこは芸能人とか経営者とかバブリーな人が来る、年会費高めのスポーツクラブでバイト代もよかった。 ある時、オーナーから呼び出されて「Aさんが君と食事をしたいと言ってるから○○ホテルに行って」 と、突然言われてびっくりした。 当時二十歳になったばかりだったし彼氏いないし、携帯もネットもない時代だったから誰にも相談できない。 オーナーは強面だけど、それでもなんとか断ろうと思って「このあと予定が…」とか「残業になりますか?」とか 必死に断ろうと頑張ってみたけど、金はだしてやるからとにかく行け!と。 最後の方は口調が乱暴になりつつあり、もうおとなしく食事に行ったほうがこの状況よりマシかもと諦めた。 本当にご飯食べるだけかもしれないし…とか、なんとかいい方向に考えるようにして、着替えて通用口から出ようとしたら オーナーが待ち構えてて「正面玄関にAさんが車で待ってるから、そっちに行け」って言われ逃げられなかった。 もう半泣きで、Aさんが運転するなんかよくわからないけど高級そうな外車に乗って高級ホテルのレストランに行った。 田舎から出てきて、一人暮らししてちょっと派手目なファッションするようになった自分を恨んだ。 中尊寺ゆつこの漫画のキャラみたいなファッションしてた。だから軽い子と思われたんだと後悔した。…