1: 昆虫図鑑 ★ 2026/07/08(水) 16:23:11.77 ID:2FE6baUp かつて北朝鮮では、国際試合で敗れたサッカー代表チームの監督や選手が「炭鉱送り(労働鍛錬隊への送致)」になったとの証言が伝えられたことがある。北朝鮮の体制の性格を考えれば、それは国民世論による処分ではなく、最高権力者の意思が色濃く反映された措置だった可能性が高い。 翻って現在の韓国社会を見渡すと、不穏な既視感を覚えざるを得ない。 サッカーW杯北中米大会で敗退後、大韓サッカー協会が警察の捜査対象となり、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督の選任プロセスを巡って「業務妨害」などの容疑で公権力が介入する事態に発展している。かねて市民団体による告発が続いてきたとはいえ、ここまで事態が拡大した背景には、過熱する世論をいさめるどころか、サッカー協会と監督を「無能」と公然とののしり、庶民の怒りをあおった最高権力者(李在明大統領)の姿勢もあったと言える。 言語空間における「言葉狩り」の構図もまた、北朝鮮の全体主義的な統制を思い起こさせる。ガールズグループ・リセンヌ(RESCENE)のメンバーがウェブ番組で何気なく口にした「ムソプノ(怖い)」という故郷の方言に対し、一部ネットコミュニティでは「廬武鉉元大統領を侮辱するネット用語だ」との非難が噴出した。この騒動では、祖国革新党の曺国代表らも問題視する論調を展開し、政治家まで巻き込んだ「言葉狩り」の様相を呈した。 この光景は、韓国式の言葉遣いを「敵の文化」として極刑で取り締まる北朝鮮「平壌文化語保護法」を連想させる。 皮肉なことに、サッカー協会や洪監督への非難の根底にあるのは、熾烈な受験戦争の中でプロセスの「公正さ」に極めて敏感になった若い世代の怒りである。そして、その若者たちに「不公正な社会」の絶望を植え付けた象徴的な張本人こそが、かつて家族の不正入学疑惑で社会を揺るがした曺国氏自身であるという点だ。 もちろん、韓国が北朝鮮と決定的に異なるのは、庶民が自らの意志で怒りを表現できる自由がある点だ。また、「ムソプノ」論争においては、曺国氏らが主導した陰謀論的なアイドルバッシングに同調せず、「単なる方言だ」と冷静に見抜いた若者が8割近くに達した。 しかし、サッカーの事例に見られるように、大衆の不満や正義感を巧みに刺激し、自らの政治的利益や権力維持につなげるポピュリズムの手法は、ある意味で北朝鮮の強権発動以上に巧妙で根深いと言える。 ちなみに、北朝鮮の1966年W杯代表チームの選手たちは「炭鉱送り」にされながらも、処分は比較的短期で終わり、イタリア戦で決勝ゴールを決めた「英雄」の朴斗翼(パク・トゥイク)氏は後に代表監督を2度、務めている。 一方、韓国の洪監督もまた、2002年W杯代表チームの主将として韓国を4強に導いた「英雄」だが、彼の復権がいつになるのか、そもそも何がどうなればその日が訪れるのか、まったく見通せないのが現状と言わざるをえない。 金賢(ジャーナリスト) ⇒サッカーで負けて「炭鉱送り」と「警察捜査」 北朝鮮に似てきた韓国社会(Yahoo!) 引用元:…