「はやぶさ」で駆けつけた日本ハム柳川大晟投手(22)が、救援陣の無失点リレーをつなぐ快投を見せた。リフレッシュを兼ねた2軍再調整から復帰し、8回に5番手で登板。楽天平良をこの日最速154キロの速球で空振り三振に斬るなど、全14球中11球が直球で、1イニングを3者凡退に抑えた。「3点差ありましたし、そこまでプレッシャーとかなく、楽に投げられました」。涼しい顔で振り返った。 6月19日ソフトバンク戦で今季19セーブ目を挙げたものの、2安打1四球で失点は喫した。続く同24日ロッテ戦の登板では、1安打2四球2失点でイニング途中に降板。翌25日に1軍登録を抹消された。「登板がかさんでいたので、自分の気づかないうちにコンディションが変わったりがあった。やっぱり(投球)フォームとか見ると疲れ出てるなって」。ファームに合流後は、直近の登板を見つめ直し、たまった疲れを癒やして再昇格に備えてきた。 離脱後は先発ローテにいた達が9回を任されてプロ初セーブを挙げた。「達だけじゃなくても、やっぱり9回を他のピッチャーが投げてると、やっぱり悔しいというか、自分が投げたいっていう気持ちはある」。体はクールダウンしても、闘志には火が付いた。 7月4日に函館で行われていたファーム戦で登板したため、この日は北海道新幹線で仙台に駆けつけた。人生初めて通過する青函トンネルも「ほぼ寝てました」。最後の最後までパワーを充電し、11日ぶりの1軍マウンドで大きく翼を広げた。チームは2位西武にゲーム差なし。熱い夏が、近づいてきた。…