日本ハムの達孝太投手(22)が、交流戦最終戦となる16日の広島戦(マツダ)で、リリーフとして1軍再昇格することが15日、分かった。昨季はデビューから全て先発でNPB記録の7連勝を記録した右腕。シーズン途中の配置転換となるが、交流戦優勝が懸かる一戦で勝ちパターンとして起用される可能性も出てきた。 高卒5年目で初の開幕ローテーション入りを果たした今季は、9試合で2勝6敗、防御率4・06。5月29日の巨人戦では5回2/3を8安打4失点と精彩を欠き、新庄監督は「抹消でしょう。あの内容なら」と2軍再調整を命じた。ファームでは救援で3試合に登板。一時的な調整登板かと思われたが、実は配置転換だった。 新庄監督は過去に山崎、加藤貴、金村らを先発から救援へ配置転換したことがある。「中継ぎの経験は先発に必ず生きてくる。こういう抑え方をすればいいんだと」と話していたように先発一筋だった達にも、同様の狙いがあるとみられる。 優勝には西武が敗れ、広島に5点差以上の勝利が条件だが、新庄監督はかねて「先発で調子悪くて中継ぎになっても、僕は勝ちゲームで投げさせる。普通なら“まずはビハインドから”となるけど、そういう起用法は好きじゃない」と語っていた。ここぞの場面で、プロ初救援となる達の投入もありそうだ。 ○…16日の試合で西武が阪神に○か△なら西武が交流戦V。西武が●で、日本ハムが広島に△か●ならソフトバンクがVとなる。西武●、日本ハム○の場合は日本ハムとソフトバンクが同率1位(14勝4敗、勝率・778)で並び、交流戦のTQB【得失点差率=(得点÷攻撃イニング)―(失点÷守備イニング)】の上位が優勝となる。15日現在のTQBはソフトバンクが・197で日本ハムの・178をリード。日本ハムの逆転には5点差以上の勝利が条件になる。…