
1: 匿名 2026/06/05(金) 19:41:24.06 ID:??? TID:dreampot 生活保護費は、住んでいる地域(級地)や世帯人数によって支給額が大きく異なります。ここでは東京都内の市部(1級地-1)である「八王子市」に住む、40歳未満単身者(1人暮らし)を例にシミュレーションしてみましょう。 八王子市の基準に当てはめると、単身者に支給される生活保護費の上限目安は以下のようになります。 ・生活扶助(食費や被服費などの生活費):7万6420円 ・住宅扶助(家賃給付の上限額):5万3700円 ・月額の支給額(目安):13万120円 これを1年間(12ヶ月)に換算すると、年間で約156万円となります。生活保護を受給すると医療費が無料になるといった「現物給付」のメリットもありますが、手元に入る現金ベースで見ると、単身者の場合は年間200万円には届きません。 国税庁や日本年金機構の保険料率等をもとに試算したデータによると、東京都在住、独身で40歳未満、年収300万円(月収25万円、ボーナスなし)の場合、年間で引かれる税金などの金額と手取り金額の目安は以下の通りです。 所得税:2万5900円 住民税:11万7900円 健康保険:15万3660円 厚生年金:28万5480円 雇用保険:1万5000円 子ども・子育て支援金:3588円 天引き額合計:60万1528円 手取り年収の目安:約240万円(月あたり約20万円) SNSの投稿では「年収300万円の手取りは200万円ほど」とされていましたが、実際は約240万円です。先ほど算出した単身者の生活保護の年間支給額(約156万円)と比較すると、年間で約84万円(月額にして約7万円)の差があり、これでは決して「生活保護でもらえる金額もそのくらい」とは言えません。 強引に解釈すれば、「10万円の桁で四捨五入すると、両方とも200万円になる」とは言えますが、これはあまりにも不誠実な表現でしょう。 つまり今回話題になったSNSへの投稿は、生活保護費は過大に、労働による所得の手取り額は過小に評価されたものになっており、実態とはかなり乖離していると言えます。 この投稿は、筆者にはいわゆる「バズ狙い」「インプレッション目的」の典型的な書き込みに思えてなりません。投稿者の都合にあわせて実態を過剰に表現して投稿し、誤った認識を世間に広めてしまう、実害のある書き込みだと言えるでしょう。 詳しくはこちら >>…