1: Gecko ★ Z6bkNg+E9 2026-06-03 19:20:39 6月がスタートし、気温の上昇とともに「チャーハン症候群(fried rice syndrome)」という言葉が、SNSを中心に話題となっている。これは「セレウス菌感染症」と呼ばれる食中毒が元となっているが、なぜ再びこの症状が注意喚起されるようになっているのか。3年前にSNSを騒がせた原因となった元の投稿と、東京保険医療局が公開している予防策と併せて紹介する。 海外で話題の「fried rice syndrome」とは? 2023年9月頃から「fried rice syndrome」という言葉が、海外のSNSを中心に話題になっていたこの言葉が最近、再び注目されている。これを日本語に直訳すると、「チャーハン症候群」となる。 筆者も一体何のことかと調べてみたが、どうやらパスタやチャーハンなど、調理後の料理を室温で長時間放置したことによる「セレウス菌(Bacillus cereus)」が原因の食中毒を指した表現のようだ。 においの変化などがなくても危険、再加熱も無駄……ということで、多くのSNSユーザーを不安に駆り立てたという。料理を室温で長時間放置してはいけないというのは、温暖湿潤気候の日本に暮らす人間の衛生観念からすると、「何を今さら」と思える注意事項ではある。 チャーハンやパスタには要注意 さて、その「チャーハン症候群」とは具体的にどのような病気なのだろうか。 先述した引用記事で紹介されている事例に関しては、「20歳の学生は、下痢と嘔吐ののち、肝臓が壊死して臓器不全に陥った可能性がある」と報告されている。しかし、セレウス菌といってもさまざまなタイプが存在するため、ここまでの劇症例がすべてではないはずだ。 筆者は医療資格を持っているわけではないので、ここでは「チャーハン症候群」の原因菌であるセレウス菌に関する情報についての引用と解説に留めたい。 まずセレウス菌自体は日本にも存在する土壌細菌で、この菌が原因でおきる代表的な食中毒の事例としては、チャーハンやピラフ、焼きそば、スパゲッティなどの米飯・麺類の調理食品が挙げられるようだ。 NIID国立感染症研究所が公開している情報によれば、セレウス菌感染症について以下のように記載されている。 (以下リンクにて)…