1: Hitzeschleier ★ t11AivdA9 2026-06-01 12:24:34 (略) 「死ぬ気がないから戻ってきたんだべ」 全国部社会部記者が解説する。 「この裁判の証人尋問では全ての罪の共犯として小西受刑囚が、監禁の共犯として少年X(事件当時16歳の無職)と少女Y(同16歳の女子高生)が証言をしており、いずれも内田被告の冷酷無比な残忍性が法廷で改めて示されました」 被告人質問で内田被告は、小西受刑囚とともにAさんに執拗に暴力をふるい、何度も『死ね』『落ちろ』と罵声を浴びせ続けたことは認めたものの、Aさんが自ら死にたいと言い出したので、それが本気かどうか確かめただけという趣旨の主張を繰り返しました。 全裸にしたAさんを欄干に座らせて押し、橋の外側に立ったAさんがロープをつかんで耐え、自分から戻ってきたので『死ぬ気がないから戻ってきたんだべ』と聞くと、Aさんは「はい」と答えました』と証言しました。 その後、親と話をさせてほしいと頼んだことにAさんが応じなかったため、本人の意志に任せて立ち去った。その際に橋の通路に携帯電話と現金4000円を置いてきたので自力で帰れると思ったというストーリーですね。 その後にAさんが転落したことに自分の責任はありませんよ、ということを徹底しています。この場面で問われている『殺意』と『致死』についてはそれを裏打ちする物証がなく、真実を知っているのは本人と小西受刑囚だけですから、どれだけ主張が対立しても譲るわけにはいかないのでしょう」 「本当に死にたい人なら服を脱ぐことは平気だと思ったので」 しかし、内田被告が「ラーメンを食べる写真」をSNS無断転載したAさんに金銭を要求し、さらには監禁して連れ回し、未明の神居古潭(かむいこたん)地区で全裸にさせた経緯については、内田被告の証言にブレが生じたように見える。弁護士にAさんを全裸にさせた理由を訊かれた内田被告はこう答えた。 「Aさんが死にたいと言っていたので、本当なのかどうか確かめようと思いました。本当に死にたい人なら、なんの説明もなく理由もなく服を脱ぐことは平気だと思っていたので『服脱いで』と言いました。本当に脱ぐとは思っていなかったので、びっくりしました。死ぬ気がないのに死にますと言うのはやめてほしいと言おうと思いました」 証言の通りAさんが「なんの説明もなく理由もなく服を脱いだ」のだとしたら、それは「本当に死にたい」からではなく、内田被告と小西受刑囚から受けた執拗な暴力と罵倒によって追い込まれていたからだと考えるのが自然だ。しかし、内田被告にはそうは考えられないようだ。 全裸のAさんを心霊スポットの神居大橋の欄干に上がらせた理由を弁護士に尋ねられた内田被告はこう答えた。 「暴言、暴力をふるわれているにもかかわらず、ずっと『死にたい』と言っているので、もっと他の方法を考えてほしかったので、もう一回謝らせれば自分の悪かったことが分かると当時は思っていました。Aさんは『死にます』と言わなくなって、私が求めている保護者の方と話ができると思っていました」 「トータル100回まではいかないけど、20回ぐらいは言ったと思います」 そのAさんは一度、欄干から橋の内側に降りてきた。Aさんは怖がっているから、「死ぬ気はないじゃん」と内田被告は思ったそうだ。なのに、なぜ再び欄干に座らせたのか。その理由を弁護士に問われると内田被告はこう答えた。 「断ると思ったので『欄干に座って』と言うと、Aさんは断らずに上がって行ったので特に止めることはありませんでした」 この場面で小西受刑囚は内田被告とともに「落ちろ」「死ね」と連呼したと証言している。これについて弁護士は本当に「死ね」と思っていたのかと内田被告に尋ねた。 「違います。死にたいと言っているのがAさんの本心なのかどうか確かめるために何度も言いました。トータル100回まではいかないけど、20回ぐらいは言ったと思います」 内田被告は、無抵抗の少女を欄干に何度も座らせ、「死ね」と罵倒を繰り返したことになる。仮に、小西受刑囚が証言している「背中を押した」という行為がなかったとしても、その死に責任がないと言えるだろうか。 事件後に逮捕されるまでの間の心境を問われた内田被告が「この先どうなるのだろうと思ってました」と答えて弁護側の被告人質問は終わり、この日は閉廷した。次回公判は6月3日、検察側の被告人質問が行われる予定だ。…