1: 匿名 2026/05/25(月) 10:20:25 行動遺伝学の知見で最も興味深いのは、遺伝の影響が年齢とともに「強まっていく」という事実です。 児童期(小学生まで)は環境の影響が40〜60%を占めるのに対し、思春期・青年期(中学生以降)になると遺伝率が60%と逆転し、環境の影響は30%程度に減少してしまいます。 安藤氏が行った日本の大学生を対象にした研究では、遺伝率83%という数字が出たそうで、成人になるとほぼ共有環境の影響がなくなるということがわかりました。 なぜ、成長するほど遺伝の影響が強くなるのでしょうか。 児童期までは親が用意した環境(家庭、塾、習い事)の中にいるため、「共有環境」の影響が見かけ上大きく出ます 。そのため、この時期の親は「自分の育て方次第でどうにかなる」という手応えを感じやすいのです。 学力「遺伝の影響が50%」、中学生以降は遺伝的エンジンで走り出す…努力や教育による底上げはムリ?親や先生ができること親や家庭環境が人生に大きな影響を与えることを揶揄する「親ガチャ」という言葉がありますが、生まれ持った資質や環境の影響は、努力や教育によって底上げはできないのでしょうか? 行動遺伝学の第一人者・安藤寿康氏の研究を通じ、「遺伝と環境」の本当の関係や、子ども・親がより自由に輝くための新たな視点に迫ります。あなたの人生観が変わる一歩となるかもしれません。東洋経済オンライン…