
1: 蚤の市 ★ 2026/05/21(木) 20:23:59 ID:+Kx2882W9 高市首相は21日、首相官邸で開いた中東情勢に関する関係閣僚会議で、原油から精製されるナフサ(粗製ガソリン)由来の石油製品について、流通過程での目詰まり解消に取り組むよう指示した。 中東情勢の悪化でナフサの供給不安は高まっており、包装の見直しや値上げなど身の回りの商品への影響が広がっている。 政府の説明と実態とのずれも生じている。 ◇ 【図表】中東からの輸入数量の伸び率の推移(略) 財務省が21日発表した4月の貿易統計(速報)によると、中東からの輸入数量は原粗油が前年同月比67・2%減の384万KLで過去最大の減少率となった。 ナフサなどの揮発油は79・4%減の34・2万KLで、代替調達により米国からの輸入数量が206倍に増えたが、世界全体では37・7%減と落ち込んだ。 経済産業省によると、ナフサの国内供給量は月平均283万KL(2024年)。 中東からの輸入が127万KLと4割強を占め、中東以外からが45万KL、国内生産は111万KLだった。 【図表】政府が想定するナフサ由来製品の供給見通し(略) 政府は、代替の調達先として米国やアルジェリア、ペルーなど中東以外からの輸入量が5月は135万KL超に増えると見込む。 国内生産は、放出した石油備蓄を活用して111万KLを維持。 ナフサからつくる中間製品の在庫をナフサ換算で約500万KL分と見積もり、中東からの落ち込みを穴埋めできると想定している。 高市首相は関係閣僚会議で「原油やナフサ由来の化学製品を含む石油製品は、年を越えて供給継続は可能だ」との認識を改めて示した。 だが、ナフサの供給不安は高まっているのが実情だ。 日本自動車工業会(自工会)の佐藤恒治会長(トヨタ自動車副会長)は21日の記者会見で、ナフサについて「一部で過剰な購入意向が見受けられる」と流通の目詰まりを指摘した。 経済同友会の山口明夫代表幹事は21日の記者会見で、「(流通網を)もっと可視化し、心理的な不安を 払拭 ふっしょく することが重要だ」と政府に求めた。 石油化学工業協会が21日発表した4月のエレン生産設備の稼働率は前月比1・5ポイント低い67・3%と、記録が残る1996年以降で最低水準だった。 エレンはナフサを原料とする基礎製品で、工藤幸四郎会長(旭化成社長)は「ナフサの価格は高止まりしており、中長期的に価格は大きな問題になる」と述べた。 読売新聞 2026/05/21 19:49…