1 :ななしさん :26/05/06(水) 03:16:30 ID:??? 高校3年の冬。月曜ミッドナイトトーキング、半年に一度の大喜利大会―リスナー甲子園の決勝。 優勝は、うなぎポテトだった。 森にふくろうは、2位だった。 私は勝った。勝ったのに、なぜか泣きそうだった。放送が終わって、少し過ぎたころ。ミメイ君から連絡が来た。 『おめでとう、水尾さん』 いつもの言葉。でも、その日は少しだけ違って見えた。 『ありがとう、ミメイ君。…他に何か、言おうとしてた?』 聞いてしまった。聞かずにはいられなかった。たぶん、私の思い込みかもしれない。でも、私にはわかった気がした。 ミメイ君は少し黙った。それから言った。 『いや。何もないよ』 その言葉で、私の中の何かが、すっと閉じた。…