1 : 幹部教育を終えたばかりの自衛官がなぜ大使館に入り込んだのか。 「警視庁によると、容疑者は取り調べに素直に応じ、『中国大使に面会し、強硬な発言をやめてほしいと意見しようとした』『聞き入れられなければ自決しようと考えていた』と供述しているそうです。相手を傷つけるためではない、との趣旨の供述もしているそうです」(同記者) 通常なら動機と実行に至る経緯を捜査で解明していくことになる。だが今回の事件は対立が激化する中国大使館の公館内で起き、全く異なる展開になっている。国内メディアが警視庁への取材に基づいた供述を報じるよりも先に、中国政府が真逆ともいえる容疑者の言動を公表したからだ。 「3月24日午前、日本の現役自衛隊員を名乗る不審者が壁を乗り越えて駐日中国大使館に強行侵入し、自身の行為が違法であることを認めながらも、いわゆる『神の名』において中国の外交官を殺害すると脅しました」(報道官)…