
1: 湛然 ★ 2026/03/14(土) 11:34:32 ID:shbSqoBW9 【インタビュー】3年半ぶりのアルバムに込めた散漫で愛しい日々を、にしなが語る 2026.03.12 ひとたび耳にすれば離れない中毒性をはらんだ音楽。 その声はやさしくも儚い響きで鼓膜をくすぐり、詞に綴られた言葉たちはどこかフワリとした柔らかさを持ちながら、時に物事や世界の本質を鋭くえぐっては容赦なく聴き手を刺す。 そうした唯一無二の佇まいで今、各方面から熱い注目を集めているのが、ミュージシャン・にしなだ。 (※中略) 2024年にはアメリカの公共放送・NPRが企画した“tiny desk concerts”の日本版において、藤井風がリスペクトするシンガーとしてオファーを受けてコーラスに参加したことでも大きな話題を呼んだにしなが、3月18日、約3年半ぶりとなる3rdアルバム『日々散漫』をリリースする。 ■作り方によって出てくる特徴が違う それにしても21曲、実にバラエティに富んでいますよね。 曲作りはどんなふうになさっているんですか。 にしな:いちばん多いのは一人で、何も考えないか、ちょっとしたアイデアの破片を持って、ギターと歌で組み立てていくパターンですね。 その次に多いのは自分から誰かに「こういう曲をやりたいです」って発信してトラックを作っていただいたり、どなたかが「こういうのはどうですか」って投げてくださったトラックありきで、そこにメロディと言葉を乗せていくっていう、だいたいその二つが軸になっている気がします。 だから作り方によって出てくる特徴が違っているのかもしれません。 今作には既発曲だけでなく、新録曲も8曲収録されています。 これらはアルバムのために作ったものでしょうか。 にしな:『intro』と『今日も今日とて remix』はアルバムありきでしたけど、他の曲に関してはもともと自然に作っていたもののなかから、入れたいなと思った曲をアルバムに間に合わせて完成させたという感じで、アルバムのために作ったわけではないですね。 そのなかでいちばん新しい曲というと……? にしな:ラストの『Twinkle Little Star』かな。 もしかして『Twinkle Little Star』ができたことで、オープニングを飾る『intro』が生まれたのでしょうか。 にしな:そうなんです。 まさに散漫とした曲たちのなかで、それこそ自分という人間がどうやったら見えてくるかなって考えたときに、やっぱりアルバムにストーリーがあったほうがいいなって。 本当に日々のなかで作っていた曲ばかりだから日常の生活音を取り入れたいなとか、自分の歌を誰かが口ずさんでくれたら嬉しいからそういう歌い方をしてみようとか……何かしら工夫をしたいと思ってこの曲を作ったんです。 それに導かれて曲順が決まっていったりもしましたね。 ■お別れを告げるときは素敵な姿で では、ここからは新録曲について伺わせてください。 2月18日に先行配信された『婀娜婀娜』(読み:あだあだ)は艶っぽさを宿しつつもクールな質感の1曲ですよね。 これまでにちょっとなかったタイプの曲だと感じました。 にしな:そもそもアフロビートで曲を作りたいという気持ちが自分のなかにずっとあったので、この編曲をしてくださったYaffleさんに「そういう曲を作りたいです」ってお願いして、一緒にスタジオで叩き台を作ったんです。 そこから、持ち帰ったものにメロを乗せて、言葉を乗せていくという流れで完成に向かっていきました。 アフロビートに興味を持ったのは何かきっかけが? にしな:母がずっと洋楽が好きで、特にR&Bとか、どっちかっていうとブラックミュージック寄りの音楽を流してくれていたんです。 なので、もともと後ノリな曲が好きなんですけど、ここ数年のヒップホップとか、アフロビートにアプローチした曲が多くなっていることもあって、それをJ-POPでやったらどうなるんだろうなって思ったんですよね。 そういう曲がすごく好きだったし、自分なりにトライしたい気持ちがずっとあったので「やってみたい」ってずっと言い続けていたんですよ。 言っていたらそのうちできるかなと思って(笑)。 作ってみたら、このビートの感じが自分が書く日本語の歌詞にもハマりましたし、すごく面白くていい曲ができたなと思います。 Lotus TEXT 本間夕子 PHOTO Kei Sakuhara (※抜粋) Lotus |【インタビュー】3年半ぶりのアルバムに込めた散漫で愛しい日々を、にしなが語るひとたび耳にすれば離れない中毒性をはらんだ音楽。その声はやさしくも儚い響きで鼓膜をくすぐり、詞に綴られた言葉たちはどこかフワリとした柔らかさを持ちながら、時に物事や世界の本質を鋭くえぐっては容赦なく聴き手を刺す。そうした […]Lotus|”クリエイターの言葉を伝える”エンタメ総合メディア…