283: 本当にあった怖い名無し 2010/09/18(土) 21:53:01 ID:hgLaAcTyO 小さい時、親の不仲で家庭内が目茶苦茶になり、親戚の家に預けられた。 親戚とはいえ甘えるのもためらわれ、洗濯やら掃除やら勝手にやったり、 誕生日とかに何か買ってくれようとしても意地で「いりません」と断ったり、 今思うと遠慮が過ぎて逆に可愛くなキッズったと思う。 当然一緒に寝るなんて事も無く、一人で寝ていた。 親戚の方は、寂しいだろうから一緒に寝ようよとよく言ってくれていたが。 本当に可愛くなキッズった。 その頃、一人で寝てるはずなのに、夜中に頭撫でられたり、手を優しく握られる事があった。 なんとなく女の人だと思った。 すぐに飛び起きて見ても誰もいない。 親戚は別室で寝ていたし、部屋には隠れるような場所も無かった。 結局、両親が離婚して父に引き取られ、引っ越し、数年して新しい母が出来るまで、そういう事がよくあった。 慣れてからは素直に撫でられたりしてたので、それが無くなって少し寂しくもあった。 不思議なのは、そういう事をしてくれそうな誰かを亡くした事も、 亡くなっていなくてもそんな人の心当たりも無い事。 実母の生霊?とも思ったが、物心ついてから名前を呼んでくれた覚えも抱いてくれた記憶も無い実母がそんな事をするとはとても思えない。 ただ、撫でられてる時に感じてた安心感みたいなものは「母性」を感じていたからかなあ、と、 今の母に素直に甘えられるようになってから思った。 小学校の図書室で「墓の中で産んだ子の為に飴を買いにくる幽霊」の話を読んだ時からは、 ひょっとしたら血筋じゃない子でも子供を世話する幽霊もいるかも知れない、と思っている。…