
1: 匿名 2026/02/03(火) 16:53:42.45 ID:Bz6BcFwl9 東洋経済オンライン編集部 2026/02/03 5:30 >> 首都圏の中学受験がピークを迎える2月1日から早くも2日が経過した。合否の結果も出始め、1つ区切りを迎えた子も、次の1歩へ向けて走り続ける子どももまだいるだろう。 首都圏を中心に過熱気味とも言える中学受験。ここ数年は、コロナ禍における私立中学のICT対応の速さや大学入試改革への対応を期待した「私立志向」が強まり、進学率も増えてきた。 しかし、視線を「全国」へと広げてみると、そこにはまったく別の景色が広がっている。東京を中心に都市部では当たり前のように語られる中学受験だが、私立中学への進学率は、全国で5.2%程度にすぎない。 1位の東京都の進学率は26.3% 地域ごとの状況はどのくらい違うのだろうか。「私立中学進学率」のデータを基に中学受験熱が高い都道府県、低い都道府県ランキングを作成した。表では参考までに10年前の進学率も載せてある。 1位にランクインしたのは、東京都だ。進学率は26.3%とおおよそ4人に1人は私立へ進んでいる。ただし、都内でも地域によって状況は異なる。文京区では都内の私立中学への進学率が48.5%(『東京の「中学受験熱」高い地域、低い地域ランキング』)で、まさに2人に1人が私立中へ進学する状況の一方、同じ23区でも足立区や江戸川区では10%ほどだった。 首都圏のそのほかの地域は、5位神奈川県(11.3%)、10位千葉県(6.9%)、13位埼玉県(5.4%)となった。 上位には東京圏や大阪圏の都市部がランクインする中、2位に入ったのは、高知県(18.5%)だ。いったいなぜ、高知県の私立中への進学率が高いのだろうか。 高知県を含む全国で学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンに取材したところ、高知特有の私立志向の背景が見えてきた。 「高知県は他県に比べても大学進学実績が公立高校よりも私立のほうが強く、将来を見据え中学の段階で私立中学を受験させたほうが有利と考えられています。また、私立のブランドイメージが強く”○○大学卒業”よりも、例えば”土佐高校卒業”のほうが地域で一目置かれます」と私立優位の文化が根付いているようだ。 高校から私立進学校に入学できる枠が少ない さらに、入試制度の構造的な理由も大きい。 「私立高校のほとんどが中高一貫校で、進学校と考えられている土佐、高知学芸、土佐塾いずれの学校も高校では1クラス分程度の募集しかしないため高校から私立進学校に入学できる枠が少ない」という。 また、同社によると、高知県は面積こそ広いものの人口約64万人のうちの約30万人が高知市に集中。周辺地域も含めた高知都市圏に県内人口の75%程度が集中しているので、私立中学校の多くが位置する高知市へ、通学可能な範囲に居住している人が多いことも、私立中学への進学率に関係しているようだ。 東京圏では、早い家庭では小学校1年生から準備を始めるケースも珍しくないが、一般的にはカリキュラムがスタートする小学校4年生からの塾通いが定着している。 一方、高知県では「受験校にもよりますが、進学校への受験対策は一般的には小5から始めるケースが多いです。集団塾のカリキュラムも小5~小6の2年間で組まれています。進学校の受験問題レベルも首都圏模試の偏差値40~45程度の中学校と同程度のため2年間で間に合います」という。 激戦の首都圏から独自の理由で進学率が高い地域もあり、画一的なイメージでは測れない中学受験のリアルな温度差が、データから浮き彫りになった。…