1: 匿名 2026/01/23(金) 16:03:01 「S&P500を買えば間違いない」と思ってたのに…60万円の損失で「NISAを全売却した」という同僚。なぜ“上がるまで待つ”ができないの? 投資で「理性を失ってしまう理由」とは|ファイナンシャルフィールド|その他資産運用「新NISAならS&P500を買っておけば間違いない」 2024年の新NISA開始以降、このような言説が広まり、多くの人が資産形成の第一歩を踏み出しました。 しかし、相場に「確実」はありません。暴落に直面したとき、頭では「長期保有が正解」と分かっていても、感情がそれを許さないケースが後を絶ちません。 「もう無理だ。60万円も損している。これ以上減ったら生活ができなくなる」と恐怖に支配され、底値で全売却して市場から退場することもあるでしょう。これは誰にでも起こりうる心理現象です。 本記事では、株価の暴落時に人の理性を奪う「プロスペクト理論」と、市場に残り続けるために不可欠な「余剰資金」の概念について解説します。ファイナンシャルフィールド 「このままでは資産が半分になるかもしれない」「取り返しがつかなくなる前に逃げたい」そうした衝動に駆られ、損失を確定させる売却ボタンを押してしまうのが株価の暴落時に多くの人が陥る典型的な行動パターンです。 ●なぜ「上がるまで待つ」ができないのか? 脳を狂わせる「プロスペクト理論」 プロスペクト理論とは、人間は「利益を得る喜び」よりも「損失を被る苦痛」のほうを強く感じやすいという考え方です。 提唱者であるカーネマンらの研究(Advances in Prospect Theory, 1992)によると、勝つ確率と負ける確率が五分五分の賭けにおいて、人は「利益」が「損失」の2倍以上見込めない限りリスクを負おうとしないことが明らかになりました。この結果から、損失の苦痛は利益の喜びの約2.25倍強く感じられると推定されています。 「これ以上、傷口を広げたくない」「ゼロになる恐怖から逃れたい」この防衛本能が働くと、論理的な思考が停止し、「今すぐ売って楽になりたい」という逃避行動が優先されます。これは人間の生存本能に根ざした反応であり、意思の力だけであらがうのは容易ではありません。…