710: 1 2012/04/26(木) 23:16:54.10 海外赴任中、妻が不倫をした。ご丁寧にアパートを借りて、男を連れ込んでいた。 興信所に頼み、弁護士を立て、妻の両親と面会し、離婚までもう障壁は無いのだが、とても悩んでいる。 それは妻の浮気相手が、昔の私にそっくりなんだ。 「仕事ばかりで寂しかった。寂しいとこぼすことも許されず、とても耐えられなかった。 でも悪いことをしたということはわかっています。償います」と妻は言った。 妻は周到だった。浮気相手は大学生で、図書館で声をかけられたそうだ。次第に顔見知りになり、告白され、妻は次第に揺らいだそうだ。 あるとき妻は覚悟を決め、私に露呈しても彼に迷惑がかからぬよう、妻は偽名を通し、アパートも借りた。 妻が覚悟を決めた理由は私にあった。私は仕事が楽しく、妻を愛しては居たが、負担ではあった。 「寂しい」と言われるのがストレスであったため、声も聞きたくないという時期があったのだ。 妻は何度も電話やスカイプを望んだが、疲れているからといって私は断った。 こちらに来たいと希望し慣れぬ外国語を勉強したにもかかわらず、私はそれも拒否した。 1週間ほど滞在したときこそ仲良く過ごしたが、帰りの空港にに見送りに行くよりも、些細な仕事を優先した。…