1: 匿名 2025/12/20(土) 23:46:51.18 ID:T8I/VLdn9 邪馬台国(やまたいこく)の有力候補地・奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で出土した古墳時代初め(3世紀前半)の骨をもとに復元された犬の模型「こまき」について考えるセミナーが来年1月24日、同市立図書館で開かれる。邪馬台国の女王・卑弥呼(ひみこ)の宮殿があったとされる場所で見つかったことから卑弥呼と一緒にいた可能性もあるとして注目を集めた。動物考古学やゲノム解析などの専門家が協力して復元を実現した経緯について当事者たちが振り返る。 犬の骨は平成27年に出土し、1歳半以上の雌と推定された。市教育委員会が骨をCTスキャンで測定し、3Dプリンターで複製。肉付けして体高約48センチ、体長約58センチの模型に仕上げ、今年4月に発表した。愛称公募も行い、「こまき」と名付けた。 復元にあたっては、古代犬に精通した宮崎泰史・元大阪府立狭山池博物館学芸員▽犬の解剖学的な知見が豊富な安部みき子・安部考古動物学研究所所長▽動物考古学に詳しい丸山真史・東海大学教授▽ゲノム解析に明るい寺井洋平・総合研究大学院大学准教授-の4人が協力した。 今回のセミナーはこの4人と、復元した市教委組織・市纒向学研究センターの橋本輝彦統括研究員らが登壇。基調講演で橋本氏が骨の発見から復元を概観する。同センターの寺沢薫所長がコーディネーターを務める座談会で、橋本氏と4人が復元にあたっての苦労や工夫について振り返る。 同センターの担当者は「骨格をもとにした古墳時代の犬の復元模型は今回が初めて。興味深いエピソードが聞けると思う」と話している。 同センターが年に2回開催している纏向学セミナーで、タイトルは「纒向犬(けん)『こまき』誕生秘話」。公募で決まった「こまき」の名付け親の表彰式もある。(以下ソース) 12/19(金) 20:52配信…