1: 匿名 2025/12/21(日) 00:15:01.69 ID:0RIoQxCH9 12/20(土) 23:10 『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』で知られる庵野秀明監督が19日、映画『Love Letter』の岩井俊二監督、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーとともにイベントに登場。庵野さんが作品づくりのこだわりを明かしました。3人が登場したのは、岩井さんの映画監督30周年を記念した特別上映企画『IWAI SHUNJI Film Works 30th Anniversary 1995-2025』のスペシャルイベント。岩井さんが主演し、庵野さんが監督・脚本、鈴木さんがプロデューサーを務めた、映画『式日』(2000年)の上映とトークイベントが行われました。 庵野さんは撮影時のエピソードについて「小学生の子どもが、前をどんどんよぎっていくワンショットのカットがあるんですけど、僕は子どもに演出しないで“好きなときに行っていいよ”って言って。何回かやって一番いいテイクを使おうって感覚で撮ってたら、岩井さんがしびれ切らして」と振り返りました。 続けて「(岩井さんが)目立つ子を呼んで“君はこのタイミングで走れ”、“君はこのタイミングでカメラ前に行け”みたいなのを指示していて、“じゃあここは岩井さんにお願いしよう”って。僕はそれをただ黙って見てただけですよ。それでOK出しました」と明かすと、岩井さんは「そんなことありましたっけ、しびれ切らしたんですかね」と苦笑い。 アニメと実写の演出の違いについて庵野さんは「僕は、基本的に芝居をつけると、それはアニメに近づいちゃうんで嫌なんですよ。せっかく実写やってるのになんでアニメみたいなことしなきゃいけないんだろうって思っちゃうから、なるべく役者さんが好きに動いてほしい。僕の方で指示を出さないようにしようって」とコメント。 続けて「アニメは逆に全部指示しないとアニメにならないんで、そっち(アニメ)でそういうのは十分なので、せっかく実写やってるときは役者さんの自由で、僕の自由がきかない作品にしたいですね。“なんでこれこうなってないんだよ!”っていうのを楽しみたい」と、こだわりを語りました。…