
1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2025/09/05(金) 10:44:16.34 ID:6W+k85pG0● BE:567637504-PLT(51005) 太平洋沿岸にある千葉県匝(そう)瑳(さ)市の今泉浜地区に整備された津波避難タワーの腐食が進み、2015年の完成から10年しかたっていないのに使用不能になっている。 予算の関係で建て替えの時期も不透明で、近隣住民やサーファーからは「こんなに早く駄目になってしまうなんて」「いざという時に困る」と困惑の声が上がる。 「ないと不安」 さびが進み、使用不能となった「今泉浜津波避難タワー」(8月19日、千葉県匝瑳市今泉で) 「危険ですので立ち入らないでください」――。今泉海水浴場から直線で約400メートル、徒歩7分ほどの場所にある津波避難タワーには赤文字で注意を促す看板が置かれ、周辺はロープで封鎖されていた。柱や手すりはさびつき、タワーの下には鉄くずが散らばっていた。 八街市からサーフィンをしに訪れた男性高校教諭(60)は津波避難タワーが使えないことを知ると驚いた表情を浮かべ、「サーフィンをしていると津波警報に気づかないこともある。近くに避難場所がないと不安だ」と話した。 近隣住民も困惑している。自営業の男性(76)は「こんなに早く駄目になってしまって、あまりにもひどい。びっくりしている」と語った。風でさびが飛び、自宅の車にもさびの被害が及んでいるといい、「なぜすぐにさびるようなタワーを建てたのか」と眉をひそめた。 さびの進行速く 県が元禄地震(1703年)を基に行ったシミュレーションによると、同地区付近には36分で津波が到達し、高さは最大7・8メートルと想定されている。 同地区は東日本大震災の津波で深刻な被害を受けたことから、匝瑳市が国の復興交付金を活用して7830万円かけ、津波避難タワーを2015年に完成させた。 足場は2か所(高さ6・2メートルと8・7メートル)あり、150人が避難できる。夜間照明用の太陽光パネルや蓄電池も配備された。塩害に備えて腐食に強いとされる塗装も施した。市は建材の法定耐用年数に基づき、タワーの耐用年数を31年と見積もっていた。 だが、さびは完成当初から進行が速かった。市総務課によると、年1回点検を行い、さび止めの塗装を施すなどしてきたが、23年の調査で手すりの安全性に問題があると判断され、24年に使用を中止した。 引用元: ・…