中学校に上がった11歳のいとこを、お祝いに本屋へ連れて行った投稿者。レジ横の絵はがきに書かれた一言の意味を聞かれ、うまく答えたつもりが「世の中には本を禁止しようとする人たちがいる」という話に転がってしまった。正義感に火がついた少女は、店の中で涙ぐみながら大声で質問を連発。最後は店員にまで問いただしに行くことに……。 ※注:アメリカなどでは近年、学校の図書室や公共図書館から特定の本を撤去させようとする動き(英語で「ブックバン」=本の禁止)がたびたびニュースになっている。投稿者がどの国に住んでいるかは書かれていない。 何をやらかした? 📌 11歳のいとこと本屋で過ごすお祝いの日。絵はがきの「本をよく読む女は危険な生き物」という言葉の意味を説明しているうちに、「本を禁止しようとする人たちがいる」と教えてしまい、正義感の強いいとこが店内で涙と大声の質問攻めモードに突入した。 事の発端 「かっこいい年上のいとこ」として過ごすはずの一日 投稿者には11歳のいとこの女の子がいる。彼女が中学校に上がったお祝いに、2人でお茶をして本屋をめぐる一日を計画した。本音を言えば、「かっこいい年上のいとこ」として尊敬のまなざしを浴びたいという下心も少しあった。 いとこには読み書き障害(ディスレクシア。知能に関係なく、文字を読むことが極端に苦手になる学習障害)がある。読むのはひと苦労のはずなのに、本屋では一生懸命に本を選ぶ。長い時間をかけて棚を見て回った末に彼女が選んだのは、人体の仕組みを解説した解剖学の本だった。将来はお医者さんになりたいのだという。投稿者は誇らしい気持ちでいっぱいだった。 レジ横の絵はがき 会計をしている最中、投稿者はレジのそばに置かれた絵はがきを指さした。そこには「本をよく読む女は危険な生き物」と書かれていた。 「それってどういう意味?」 「本を読むってすごく力があることなんだよ。世界を変えるのは教育なんだ」 「なんでそれが危ないの?」 やらかしの一部始終 とっさに出た説明 予想外の質問に、投稿者は不意を突かれた。そして、ここで口を滑らせる。「ええと……権力を持っている人の中には、世の中が変わってほしくない人がいてね。だから世の中を良くしようとする人たちを怖がるんだよ。本を禁止しようとしてる人たちみたいに」 「本を禁止しようとしてるの!?」 いとこの母親は、社会の問題にもはっきり物を言うタイプの学校の先生だ。だから、本の禁止という話くらいはどこかで聞いたことがあるだろうと投稿者は思っていた。ところが、彼女にとっては初耳だった。 止まらない質問、店員への直撃 いとこはいい質問をする子だ。ただ、その数が百万個くらいあった。しかも話が進むほど動揺していく。場所はまだ本屋の店内である。投稿者は「全部の本を禁止しようとしているわけじゃない(今のところは)」と前置きしたうえで、どんな人たちが本の禁止を支持していて、それはなぜなのか、どんな本が撤去の対象にされやすいのかを説明した。いとこは目に涙をため、店内で出すべきではない声量になっていた。 さらに投稿者は、禁止されたことのある本の具体的な書名をいくつか挙げるという、もう一つのミスを犯す。いとこはすぐさま、その本がこの店に置いてあるか確かめに歩き出した。そしてついには店員をつかまえて、「このお店は本を禁止していますか?」と聞いたのだった。 その後 最終的に2人は、「本を読むのはいいことで、この本屋さんはあなたに本を読んでほしいと思っている」というところで話を落ち着かせ、いとこの家族と合流した。投稿者はこっそり母親に「さっき、ちょっとショックな話を知っちゃったみたいで」と耳打ちしておいた。案の定、帰りの車の中でいとこは言った。「ママ、本を禁止したがってる人がいるって知ってた!?」 投稿者は元スレのコメント欄で、「彼女のことを誇りに思うし、あの火花が見られてよかったと正直思っている。ただ、もう少し叫び声が少なかったらありがたかったけど(笑)」と振り返っている。 海外の反応 1. やらかし名無しさん むしろ火をつけちゃったね。子どもって「それはダメ」と言われると、全力でやってみせようとするから。ただ、お母さんがこの先の余波に耐えられるかだけが心配だわ(笑) 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) 理不尽なものを目の前にして、「これはおかしい」と自分で気づく。それ以上に情熱に火をつけるものってないよな。 3. やらかし名無しさん(>>2への返信) しかもその子はまだ、自分が世界を変えられると信じてる。そういう希望を持ってる人こそ、世の中には必要なんだよ。 4. やらかし名無しさん 社会科の教師だけど、これは全然やらかしてない。むしろ授業でやりたいことを、本屋で一日でやってのけてる。 5. やらかし名無しさん 禁止されたことがある本だと聞いた瞬間、即その本を探しに行ったっていうのが最高すぎる。行動力が11歳じゃない。 6. やらかし名無しさん(>>5への返信) 店員さんに「このお店は本を禁止していますか?」って聞いたところで声出して笑った。抜き打ち調査じゃん。 7. やらかし名無しさん この理由でのかんしゃくに、周りの客が一番やさしくしてくれる場所があるとしたら、それは本屋だと思う。 8. やらかし名無しさん(>>7への返信) 店員さんは表では落ち着いて答えて、裏で小さくガッツポーズしてたはず。本屋で働く人がいちばん聞きたい質問でしょ。 9. やらかし名無しさん 教師です。『Ban This Book』(アラン・グラッツ作、本の撤去に立ち向かう子どもが主人公の児童書。原題のまま)を勧めてみては。ちょうどその子の年齢向けの読み物だよ。 10. やらかし名無しさん(>>9への返信) いい案。怒りの行き場を「読むこと」に向けられたら最強だし、本人もいちばん納得しそう。 11. やらかし名無しさん 自分にもこういう年上のいとこがいた。夏休みのたびにあちこち連れて行ってくれて、親が答えてくれない質問に全部答えてくれた。今の自分があるのはあの人のおかげ。この子もいつか、あなたのことをそう思うよ。 12. やらかし名無しさん こういう話をその年頃の子から隠すほうが、よっぽど本人のためにならないと思う。子どもの好奇心から始まった会話なら、年齢に合った形でなるべく正直に答えるようにしてる。 13. やらかし名無しさん(>>12への返信) 質問できる年齢なら、答えを聞ける年齢でもあるってのが自分の考え。「大きくなったら教えるね」は、子どもの好奇心と考える力をつぶすだけ。 14. やらかし名無しさん うちの11歳の息子も、本の禁止の話になるとめちゃくちゃ怒る。本が大好きだから、誰かに「これは読むな」と言われるのが許せないらしい。 15. やらかし名無しさん 読むのが苦手なのに、本屋で時間をかけて自分で本を選んでる時点で、もうこの子は強いと思う。だからこそ「本を取り上げられる」話が人一倍刺さったんだろうな。 16. やらかし名無しさん(>>15への返信) 大きくなったら、文字の形や大きさを変えられる電子書籍リーダーも試してみてほしい。ただ、読みやすいフォントは本当に人それぞれだから、周りが決めずに本人に選ばせるのがいちばん。 17. やらかし名無しさん 将来の夢、さよならお医者さん、こんにちは弁護士さん。 18. やらかし名無しさん(>>17への返信) 解剖学の本を買ったその日に進路変更は早すぎるw 両方やればいいよ、この子ならやりそう。 19. やらかし名無しさん 世の中の不公平に本気で腹を立てる気持ちを初めて知る年頃って、本人は振り回されて大変だけど、見てる側からすると眩しい時期なんだよね。 20. やらかし名無しさん 話した中身は間違ってないけど、場所とタイミングは確かにやらかしてると思う。レジの前じゃなくて、帰り道にお茶でもしながら話せばここまで騒ぎにはならなかったはず。 21. やらかし名無しさん(>>20への返信) でも本屋だったからこそ、その場で本を探しに行けたし、「このお店はあなたに読んでほしいと思ってる」って話で締められた。結果的には一番いい場所だったんじゃない? 22. やらかし名無しさん 叫んで泣いたのはちょっと大変だったかもしれないけど、11歳でそこまで本気になれるのは才能。このいとこ、本当にいい日をプレゼントしてもらったね。 まとめ 絵はがきの一言を説明したつもりが、11歳のいとこに「本を禁止しようとする人がいる」と教えてしまい、本屋の店内で涙と大声の質問攻めになった投稿者。海外の反応は「それはやらかしではない」「むしろ火をつけた」という声が大半で、すぐに本を探しに行き店員に問いただした行動力を称える声が目立った。一方で「話す場所とタイミングは選ぶべきだった」という指摘もあった。かっこいいいとこの座は、少し騒がしい形で守られたようだ。 元ソース: 子どもに政治の話をうまく教えられなかった話 投稿 「なんでそれが危ないの?」11歳のいとこに絵はがきの意味を聞かれ、本屋で答えたら大騒ぎになった話 は やっちまった!海外のやらかし告白 に最初に表示されました。…