702: 恋人は名無しさん: 2006/07/08 (土) 22:59:46 長くて地味な修羅場です。まとめ済みにつき一気投下。 登場人物地味子←私P太←元彼X美←P太元カノZ郎←元彼友人CB子←P太略奪 学生時代のこと。昔から地味で気楽な単独行動が好きだった私は、サークルの先輩を通じて自分と正反対のアクティブ派スポーツマンP太と知り合いました。彼はなかなかの容姿で、いかにもお似合いな美人の彼女X美とも長い付き合いだと聞きました。私はひとつだけ同じ講義を履修している以外は、学部も所属サークルも別で接点がほとんどなかった彼と、それまで挨拶もした事がなく、先輩から紹介されるまで異性としての関心はありませんでした。 レポート重視主義の担当教授がばしばし課題を出してくるのに、作文系がからきしダメなP太は音をあげ、自分の部の先輩→私のサークルの先輩→私という経路で「レポート作成のコツを教えて」と言ってきたのです。P太が言うには抜き打ちレポートもテストも提出が早い、文系サークル所属→私のレポート作成の腕を見込んだ、との事。実際は私の腕がいいのではなく、単にP太がダメダメだっただけなのですが。 買いかぶられて困りましたが、P太はレポート提出期限がぎりぎりでかなり深刻、先輩を通じてのヘルプ要請だった事もあり、顔をたてる意味で承諾しました。ついでにP太友人のZ郎も便乗してきました。以後はよく話すようになり、夏休みに入る直前で「付き合っているヤツがいないなら……」という流れになりました。意外過ぎて思わず「どっきり企画?」と疑ったほどです。 703: 702: 2006/07/08 (土) 23:00:29 ただP太には似合いの彼女X美がいるはずなので、即答はできませんでした。二又や浮気は断固No派の私、それだけはイヤだと言い張ったところ、意外にもP太は彼女とはもう別れていると言いました。X美にも新しく好きな人ができたらしいと。 とりあえず返事は保留にして真偽を確かめる事にしました。とはいえ今まで個人人行動ばかりしてきたせいで、私には運動部へのツテがなく頼りになる友達もいなかったので、どうやって確認したものか頭を抱えました。そこで思い立ったのがP太の友人Z郎でした。彼に確認したところ、間違いないとのお墨付き。何ならX美と直接会わないか、とも言われました。よく聞くと彼女もP太の件を知っていて、私に会いたがっているとの事でした。 会ってみたらX美は終始嬉しそうで「新彼に気持ちがいっちゃっててね~。P太とは長かったから別れるタイミングが掴めなくて困ってたところ。円満解決でよかったー」「私は気が強すぎて扱いにくいって、P太によく言われてたの。地味子ちゃんタイプのほうが、あいつとはうまくいくかも」励ましてくれました。とても円満な雰囲気で、私は気をよくしてしまいP太にOKしようと決めました。別れ際、X美は「あいつの部にね、CB子っていう問題児がいるから。彼女には気をつけて」 705: 702: 2006/07/08 (土) 23:16:01 さりげなく警告してきました。CB子は部のマネージャーで一見ごく平凡な女の子ですが「カップルクラッシャー」の異名を奉られる人物で、いままでにカップルがらみのトラブルを2度起こしている、略奪趣味があるらしい、等々。 X美はP太の部活関係者ではなかったのですが、彼女も周囲から「CB子には気をつけろ」と忠告された事があり、部活内で過去2件のトラブルがあった事も具体的に知っている、と話してくれました。 「いままでP太に目をつけなかったのが不思議なくらいなのよね。地味子ちゃん、CB子に舐められないようにね。私もP太に釘さしておくから」「うん……ありがとうX美ちゃん」話し合いはこれで終わりました。 私はこじれると思っていた話がとんとん拍子に進んだので気が緩み、せっかくの忠告をあまりマジメに受けとめていませんでした。後日判明したのですが、P太とX美の別れ話が円満解決し過ぎたのが揉め事の一因になったようです。 しばらくはうまくいっていましたが、半年ほど経ったあたりからP太の様子が変わり始めました。始めはこれが倦怠期なのかなと単純に考えていましたが、段々そうではない雰囲気になって来、私も焦り出しました。二又を疑うようになったのです。 P太は多忙を理由に私と会おうとしない、その割にコンパにはよく出る、連絡も途絶えがち。典型的な状態で、私が必タヒになればなるほど歯車の噛み合わせが悪くなって行くようでした。 706: 702: 2006/07/08 (土) 23:21:17 たまりかねてZ郎に相談すると、彼は言いづらそうな顔で「P太のヤツ、最近CB子と親密過ぎる。部でもちょっとしたウワサになっているよ」いつも行動が一緒だというのです。私は学部が違うしP太の部活関係にも詳しくないので、ふたりがどうなっているのかよく判らず、気持ちが暗くなって行きました。 X美の警告を思い出した時にはもう手遅れだったのです。Z郎は「とにかく落ちついて。いまはP太を深追いしないほうがいいよ。CB子もヘタに問い詰めたりしないで。あいつらの様子は俺が探るからね」そう申し出てくれて、私は彼に頼みました。 Z郎はまめに報告をいれてくれました。ただ内容は悲観的なものばかりで、P太はCB子が一人暮ししている学生向けのアパートに入り浸りらしく、同棲開始も時間の問題ではと思われる状態でした。我慢できなくなってP太に大事な話があるからどうしても会って欲しい、と強く申し入れたのですが、彼は電話で済ませる積りらしく「俺、もうお前とはやっていけないから」理由は特に言わないでとにかく会わないもうこれで終わりと宣言され、一方的に電話を切られました。私はCB子とはどうなのかも聞けず、ただ泣くしかできませんでした。 その後、P太はCB子との事を隠そうとはしなくなりました。CB子もすっかり彼女ぶりが板についていて、私と廊下ですれ違った時には「ねぇP太~」とか何とか、甘え声で彼に呼びかけたりべったりしたり。もう明らかに見せつけ状態です。P太も平然としたもの。私に見られてもどうという事は無いといわんばかりの態度で、私は「だめだこりゃ」と諦めモード突入でした。…