2026年の新語・流行語大賞候補にも選ばれたネットスラング「ドパガキ」。「ドーパミン中毒のガキ」の略で、ショート動画やゲームなどの強い刺激に慣れ、集中力が続かなくなった状態を自虐や軽い揶揄で指す言葉だ。朝日新聞の分析では、2025年3月時点でX上の投稿は月11件程度だったものが、2026年8月には月30万件超にまで膨れ上がった。誰が最初に使い、どう広がったのかをXの投稿から追う。 概念の起点となった大バズポスト 広く知られるきっかけは、2024年12月28日に神谷幾何(@koko_ni_iru4)が投稿したMrs. GREEN APPLE「ライラック」への感想だ。表示回数は約3700万回、いいね約14万8000を記録した。 Mrs. Green Appleのライラックをさっき初めて通しで聴いたんだけど、集中力がないZ世代のガキが途中で再生止めないように一定間隔でメロディに変化を加えてて、ドーパミン中毒のガキ相手の商売って大変だなって思いました— 神谷幾何 (@koko_ni_iru4) December 28, 2024 このポスト自体に略語「ドパガキ」は含まれていない。独特の語り口が「ライラック構文」「ミセス構文」として模倣され、フレーズの印象を強く残した。本人は直後に「造語症なので」と自認する投稿もしている。 造語症なので・通信制高校のブス・大森靖子と最果タヒの質の悪いパッチワーク・ドーパミン中毒のガキ等の言葉を作って遊ばせていただいている、来年の流行語大賞はおれのものだ!!— 神谷幾何 (@koko_ni_iru4) December 28, 2024…