
アジアサッカー連盟(AFC)は3日、来年1月7日から2月5日にかけてサウジアラビアで行われる予定だったAFCアジアカップを延期し、来年12月23日から2028年1月21日にかけて行うことが決まったと発表した。延期される大会は期間中に新年を迎える、異例の“年越し”日程となる。 AFCによると「地域情勢の悪化に伴う物流上の大きな問題や渡航の混乱など、現在発生している異例の状況」を踏まえ、AFCアジアカップ組織委員会が延期を承認。新たな大会日程はすでに国際サッカー連盟(FIFA)に提案され、承認を待っている段階だという。 AFCは「当初の予定通りに大会を開催・運営することが困難な状況が生じ、参加チーム、役員、観客、その他の関係者全員の利益を考慮し、延期が必要となった」と説明。その上で「AFCはサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)と大会組織委員会(LOC)が、大陸の選手とファンのために世界最高水準の大会を実現しようと尽力していることを称賛する」とし、「延期の影響を最小限に抑えつつ、アジアで最も権威ある男子代表チーム大会にふさわしい格と卓越した運営を実現できるよう、LOC、加盟協会、大切なスポンサー、放送・商業パートナー、その他すべての関係者と緊密に連携していく」と伝えている。 アジア杯開催地のサウジアラビアでは10月以降、イエメンの武装組織フーシ派による攻撃が深刻化し、リヤド国際空港などで多数の死傷者が出ていた。現在も攻撃は終息しておらず、安全な大会運営ができないことが懸念されており、同月中旬にはAFCのシェイク・サルマン会長が1年延期の可能性に言及していた。 日本代表にとって今回のアジアカップは、2018年夏からチームを率いる森保一監督体制の集大成となる予定だった。アジア杯延期によって12月30日に予定されていたキリンチャレンジカップは行われないとみられ、今月のシンガポール遠征が森保ジャパン最後の活動となる可能性が出てきた。 またAFCはロサンゼルス五輪男子サッカー予選にあたるAFC U23アジアカップを28年1月4日から22日にかけて日本で行う予定。各年代大陸大会の日程が重複する例は過去になく、U23アジアカップの日程も変更を迫られそうだ。英語のサッカーのフォーラムなどから海外の反応をまとめました<オーストラリア>・AFCは開催地を変更すること以外なら何でもやるんだな。そもそも、あそこで開催すべきじゃない。他の国に開催権を渡せよ。<オーストラリア>・大会を別の場所に移すんだ。サウジアラビア、ふざけるな。<オーストラリア>・サウジアラビアから別の場所に移せばいいだけだろ。日本やオーストラリアをはじめ、東アジアの他の国々には、すでに開催できるインフラが整っている。<カタール>・日程を変更しても意味がない。こんなの馬鹿げてる。<オーストラリア>・AFCはふざけた連盟だ。汚いサウジマネーを守るためなら何でもする。1月に別の場所に移すことだってできるのに。…