
1: 煮卵 ★ 8u6d5Mgt9 2026-11-02 18:54:48 [東京 2日 ロイター] - GMOインターネットグループは2日、FX(外国為替証拠金取引)自動売買サービスに対する不正アクセス発生後、初の記者会見を開き、熊谷正寿社長は被害者らに「心よりおわび申し上げる」と謝罪した。 2024年にセキュリティー子会社の専門家から問題を指摘されていたものの、「サービス運営に生かせなかった。代表としてこれらの事実を重く受け止めている」と述べた。代表まで情報が伝わっておらず、今回の事案が発生して初めて問題が指摘されていたことを知ったという。 熊谷氏は「犯罪者の(サイバー)攻撃は、以前は『拳銃』だったが、今は『機関銃』だ。 戦争に例えると、以前はピンポイント爆撃だったが今はじゅうたん爆撃。 テロに例えるなら、今は無差別殺人だ」と話した。 その上で、「高市(早苗)政権のみなさまにサイバーイージス構想を提案したい。海外からの悪いIP(アドレス)を検知、即座にキャリアに停止を依頼する制度を作るべきだ。そうでなければ今の日本のインターネットを守ることはできない」と訴えた。 熊谷氏は、北朝鮮系のハッカー集団が関与している可能性が高いとの一部報道について、被害に遭ったサーバーなどの専門的な解析を行い、データを然るべき機関に報告しているとした上で、現在は調査中として「国の名前もそのほかのことも一切、申し上げることは現在はない」と話した。 GMOインターネットの山下浩史副社長によると、グループ内で問題点が指摘されたのは24年。同年4-5月に緊急メンテナンスを4回行い、対策は実施したものの十分ではなかったという。山下氏は「深さと速さの両面で不足していた」と述べた。「当時のリスク分析で何が不足していたのかは今後検証していく」と語った。 管理者権限が悪用され、管理サーバーに侵入されたのが今年8月。9月下旬から10月中旬にかけて、顧客サーバーにマルウェア(悪意あるソフト)が配布された。対象となり得た台数は最大約2万6700台。10月20日に顧客から問い合わせがあるまで確認できなかったという。 山下氏は手口の詳細について、「同等の攻撃を招く恐れと捜査への影響から、ここでのお話は控えさせていただきたい」とした。 熊谷氏は、自身のソーシャルメディアで被害者に関わる事柄に触れたり「このような状況下で笑顔で写っている写真を投稿したこと」などについて、被害者の気持ちへの配慮に欠けていたと陳謝した。 笑顔の写真については、講師を務める日程を予定通りこなしたことなどを示して脅迫に屈しない姿勢を示す目的だったと釈明。 「犯人をけん制する意図とは逆に炎上が起こり、皆様にご迷惑をおかけした」と述べた上で、同日の謝罪会見について投稿した後は、犯人側に動きがなければ一定期間、投稿を控えると述べた。 同社は同日、事故発生と事故後の混乱への経営責任として、熊谷代表ら4人の月額報酬減額を発表した。熊谷氏は3カ月・30%減額する。同社は、これらは現時点の評価に基づくもので、検証結果も踏まえて改めて経営責任のあり方を検討する方針。 熊谷氏は、辞任の考えがないかを問われると「 今、この悪意に汚染されているインターネットをこのまま放置したまま死ねない。人生かけて多くの方の笑顔に資するツールにしてから死なせてください」と答え、否定した。 「必ずや安心安全なインターネットを通じてブランドイメージの回復を図りたい」と語った。記者の質問に答える子会社関係者に対し「おわびをしているのにボタンを開けてどうするんだ」とジャケットのボタンを閉じるよう指示したり、発言中に言葉を詰まらせたりする場面もあった。 [REUTERS] 2026/11/2(月) 15:53…