Image credit:Marwa Elsayed かつてヨーロッパでは古代エジプトのミイラを削り取った「ミイラの粉末」が万能薬として珍重されていた。 今の常識で考えるとびっくりだが、意外にも有効成分は入っていたようだ。 ドイツのマールブルク大学の研究チームが、大学や博物館に保管されていた「ミイラ薬」を調べたところ、インフルエンザウイルスから細胞を守る効果があることが明らかになった。 ミイラ薬は中世から近世にかけて販売され、長崎のオランダ貿易を通じて江戸時代の日本にも輸入され、徳川吉宗が注文した記録が残されている。 この研究成果は『Proceedings of the National Academy of Sciences』誌(2026年9月22日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・オーストラリア先住民族の植物を使った伝統薬にモルヒネの10倍の鎮痛効果 ・動物の歯から髪飾りまで、昔の人が贈り物として使用していた9のアイテム ・古代ローマ人はてんかん治療のために剣闘士の血を飲んでいた ・史上最古の避妊薬として使われた幻の薬草「シルフィウム」 ・かつてヨーロッパでは、人間の頭蓋骨を煎じて薬として飲んでいた この記事のカテゴリ:料理・健康・暮らし / 歴史・文化…