Image credit:Marie-Lan Nguyen / Wikimedia Commons / CC BY 2.5 1万1000年前、農耕が始まる直前の時代に、パレスチナのベツレヘム近郊で暮らしていた人々は、手のひらほどの小石に抱き合って愛し合う2人の姿を彫っていた。 「アイン・サクリの恋人たち」と呼ばれるこの石の彫刻は、人間が愛し合う場面を描いたものとしては世界最古とされ、現在イギリスの大英博物館に所蔵されている。 向かい合って抱き合う2人の姿は、見る角度によっていちもつ(男性器)や女性器などデリケートゾーンに見える巧妙なつくりだ。 先史時代の人々が性の営みをどのように捉えていたのかを伝える貴重な遺物である。 ... ▼あわせて読みたい ・ダーウィンの娘は、いちもつそっくりなキノコを狩り、焼き払う日々を送っていた ・柄の部分が息子スティック。1600年前の爪そうじ具をイギリスの道路工事現場で発見 ・女性を抱くガチョウの粘土像、人と動物の絆を示す1万2000年前のアニミズムの世界 ・世界最古のファルスか?4万2000年前のいちもつ型の装飾品がモンゴルで発見される ・スペインで発掘された中世のイチモツ型石器は、武器を研ぐのに使用されていた この記事のカテゴリ:歴史・文化 / 人類…