1: 蚤の市 ★ Smmu60Qo9 2026-10-29 07:43:13 出版社から書店に本を卸す出版取次の業界団体「日本出版取次協会」が今夏、一部地域で書籍や雑誌の発売日を遅らせる提案を始めた。大都市圏の大阪府などでも発売日が遅れるという。複数の関係者への取材でわかった。☆ 現状でも発売日は地域ごとに異なる。ただ、関係者によると今回の提案では、来年4月から、これまで書籍・雑誌ともに首都圏と同日発売だった大阪や、京都の中心部でも一部の本をのぞき「首都圏+1日」になる。 雑誌や書籍は首都圏の印刷工場で刷った後、全国の書店に配送されることがほとんどだ。一方で、首都圏からの距離が遠いほど輸送に時間がかかり、早めようとすれば輸送費がかさみ、負担は重くなる。 流通コストの増加に対応するため、協会は7月に出版流通合理化案を公表した。協会の担当者は「コストが上昇する中で、これからも全国の読者に出版物を届けるためにはどうすればいいか、ということが合理化案の出発点」として、理解を求める。発売日を変更することは、公表された合理化案の柱の一つだったが、地域ごとの詳細は示されていなかった。 発売日の変更「ネット書店に対抗できなくなる」 大阪府の書店商業組合で理事長を務め、守口市で書店を営む深田健治さんは「大都市・大阪はこれまで遅れずにやってきた。ショックです」と話す。 紙の書籍を取り巻く環境はかつてなく危機的状況だ。日本出版インフラセンターによると2000年代前半に2万店超あった書店は、25年度に9993店となり1万店を割った。 深田さんの店の売り上げもこの数十年の間で半減した。それでも、雑誌やコミックの発売日には楽しみにしていたお客さんが買いに来る。発売日が変わることで、「電子書籍やネット書店に対抗できなくなってしまう。できれば現状を維持してほしいが、こうするしかないのであれば、お客さんに理解してもらわないといけない」と語る。 「取次事業撤退も検討」の波紋 取次は紙の出版物の流通において、不可欠な存在となってきた。国内には大小様々な出版社があるが、取次が出版社と書店間の流通を一手に担い集約。重版が何度もかかる書籍から一部の専門書籍まで全国に届けてきた。 だが、取次の経営環境は厳しい。(以下ソースで) 朝日新聞 2026年10月29日 5時00分…