日本サッカー協会(JFA)は10月28日、岡田武史氏が10月24日をもって副会長を辞任したことを発表した。岡田氏は「熟慮を重ねた末の決断としてご理解いただければ幸いです」と今回の決断についてと説明した。 今回の辞任は、北中米FIFAワールドカップ(W杯)をめぐる一連の対応が引き金となった。JFAを通じて発表された本人のコメントによると、「スポーツは高潔であるべき」という自身の信条と、今回の対応との間に大きな隔たりがあったという。 岡田氏は、アジアサッカー連盟(AFC)と歩調を合わせる方向性について、現実的な理由があると理解を示しつつも、「一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りました」と説明。2016年3月から副会長を務めてきたなかで、任期途中での退任を決断した。 岡田氏のコメント全文は以下のとおり。「誠に勝手ながら、このたび、副会長の職を辞させていただくこととしました。私はこれまで、スポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきました。しかし、今回のFIFAワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあり、それを一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りました。 アジアサッカー連盟(AFC)との関係や日本サッカーへの影響を踏まえれば、AFCと歩調を合わせる方向性には現実的な理由があるものと理解しております。任期の途中で職を退くこととなり、大変申し訳なく思っておりますが、熟慮を重ねた末の決断としてご理解いただければ幸いです」コメント欄などから海外の反応をまとめました<オランダ>・なんて英雄だ、ブラボー。<オランダ>・気骨のある人物だ!<ポルトガル>・政治よりも信念を優先する。その姿勢は尊敬に値するね。<ノルウェー>・日本人の名誉を重んじる精神に勝るものはない。<オランダ>・おや、信念のある役員がいるじゃないか。こんな人がまだ存在するとは... :-)…