泥だらけのまま1年放っておいた狩猟用の上着を、ようやく洗濯機と乾燥機にかけた21歳の女性。ほかほかに乾いた上着を取り出したそのとき、足元で「カチン」と小さな音がした。転がり出てきたのは、ポケットに入れっぱなしだった銃の実弾。しかも、まだ熱を持っていた。そして、冗談半分で確かめた最後の場所にも、もう1発が待っていた。 ※注:アメリカやカナダなどでは、狩猟免許を取って鴨やシカを狩るのが、趣味として珍しくありません。「.22口径」の弾は、銃弾の中でも小さい部類のものです。「チェストウェーダー」は胸まである防水の胴長で、沼地や川に入るときに着ます。「糸くずフィルター(リントフィルター)」は、衣類乾燥機の中で出た糸くずをためておく網のことです。 何をやらかした? 📌 鴨猟で泥まみれになり、そのまま1年放っておいた狩猟用の上着を、ようやく洗濯機と乾燥機にかけた。乾燥が終わって扉を開けると、ポケットに入れっぱなしだった.22口径の実弾が、熱を持って転がり出てきた。もう1発は、糸くずがたまった乾燥機のフィルターの中にあった 事の発端 秋は狩りの季節 投稿者は21歳の女性。秋になると、食料と、ものづくりの素材を求めて狩りに出る。骨はナイフの柄に、腱と皮は弓や革細工に使うのだそうだ。本人いわく、今回の話は「正確には、とんでもないことになる一歩手前。でも、やらかしはやらかし」。 胸まで沼に沈んだ鴨猟 去年の秋、投稿者は鴨猟で沼地を歩き回っていた。きれいなまま帰れるはずがないのは分かっていたので、チェストウェーダーを着て出かけた。胸のところに散弾銃の弾を差しておけるベルトが付いているのも、それを選んだ理由だった。 ところが、汚れるどころの話ではなかった。泥に一歩踏み込んだとたん足元が抜け、胸の高さまで沼の泥に沈んでしまったのだ。泥をかき分けて、なんとか自力で這い出した。 「あとで洗う」のまま1年 狩猟用の上着には「なるべく洗わない」という決まりごとがある。洗剤の匂いでシカに気づかれてしまうからだ。投稿者いわく、シカは「800メートル先にいるネズミのかすかな匂いまで嗅ぎつける」ほど鼻がいい。とはいえ、今回は胸のあたりまで泥だらけである。 銃もウェーダーも手入れが必要だったが、泥まみれですっかり機嫌を損ねていた投稿者に、そんな気力は残っていなかった。「あとで洗えばいいや」。そう言ったきり、上着は泥がこびりついたままコート掛けに1年間ぶら下がることになった。 やらかしの一部始終 先週末、ついに洗濯機へ 転機は先週末だった。雨の中、だめになった冷凍庫の中身を片付ける作業があり、投稿者は「これはもう、どのみち洗うしかない」と腹をくくった。そして投稿した当日の夜、ほかの洗濯物と一緒に上着を洗濯機へ入れた。ポケットのことなど、頭をよぎりもしなかった。 洗濯に1時間、乾燥機に移してさらに1時間。終わった乾燥機の扉を開けると、上着はほどよく温まっていて、袖の泥もすっかり落ちていた。そのとき――カチン。 乾燥機から転がり出たもの 足元を見ると、乾燥機から.22口径の実弾が1発、転がり落ちていた。しかも、それは熱を持っていた。投稿者はしばらく「……は?」という顔で、それを見つめるしかなかった。 慌ててポケットを探ると、薬莢がもう1つ出てきた。こちらは実弾ではないので、まだましだった。それでも、この乾燥機は前に一度修理したことがあり、また直すはめになるのはごめんだった。 まさかの糸くずフィルター 乾燥機の中身をすべて出し、ぐるりと見回しても、ほかには何もない。投稿者は「私の運なら、糸くずフィルターを引き抜いたら弾が落ちてくるんだろうな」と冗談を言いながら、フィルターに手をかけた。 カチン。 本人の言葉を借りれば、「親愛なる読者の皆さん、糸くずフィルターの中に、実弾が入っていたのです」。 その後 ポケットに入れっぱなしだった実弾は2発。どちらも乾燥機の中で熱を持っていて、うち1発は、糸くずがぎっしりたまったフィルターの中にあった。投稿者自身、「本当に、とんでもないことになる一歩手前だった」と振り返っている。 幸い、何も起きずに済んだ。投稿者は最後に、こう書いている。「今シーズンは、ほとんど弓で狩りをする予定で、本当によかった」。弓矢なら、ポケットに弾が紛れ込む心配もない、というわけだ。 海外の反応 1. やらかし名無しさん こっちは、ポケットにティッシュを入れっぱなしで乾燥機にかけて、洗濯物ぜんぶを紙くずまみれにしないかだけ気をつけてるっていうのに。心配のレベルが違いすぎる。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) あれは意図せぬ手すき紙づくりだよね。ポケットのティッシュが洗濯でどろどろになって、最後は糸くずフィルターの中で薄く伸ばされて乾いてる。毎回ちょっと感心する。 3. やらかし名無しさん(>>2への返信) 使ったあとのティッシュが洗濯機の中で弾けたときの惨状は、本当に爆発としか言いようがない。黒いセーターが一面、白い粉を吹いたみたいになるやつ。 4. やらかし名無しさん 自分もポケットの確認はしょっちゅう忘れるけど、出てくるのはせいぜい、くしゃくしゃのレシートか小銭くらい。糸くずフィルターから実弾は次元が違う。あの「カチン」が聞こえた瞬間、心臓が止まりかけたでしょ。 5. やらかし名無しさん うちは妻が乾燥機から9ミリの拳銃弾を拾い上げたことがある。あのときの妻の顔は……なんて言えばいいのか、いまだに言葉が見つからない。普段、自分のポケットから出てくるのはペーパータオルくらいなのに。 6. やらかし名無しさん 洗濯物を取り出すつもりが、乾燥機から弾を抜くことになるとは。「乾燥機の中を空にする」に、まったく新しい意味ができたね。 7. やらかし名無しさん 狩りにも銃にも縁がない人間なんだけど、これって何がそんなに危ないのか、誰か説明してもらえる? 8. やらかし名無しさん(>>7への返信) 弾がポケットに入ったまま乾燥機へ。弾には火薬が入ってる。火薬+熱=火。火+燃えやすい糸くず=もっと大きな火。大きな火=大問題。ざっくり言うとこういうこと。 9. やらかし名無しさん(>>7への返信) 弾の中には火薬が詰まってて、火薬は熱が苦手、ってこと。ただ、小さな.22口径の弾が銃の外で弾けたところで、狩猟用の上着にシミが付くくらいで済むんじゃないかとは思う。 10. やらかし名無しさん(>>9への返信) そもそも乾燥機は、弾が熱で勝手に弾けるほど熱くはならないよ。本当に怖いのは、何かの拍子に、弾の底にちょうど強い衝撃が当たることのほうだね。 11. やらかし名無しさん(>>10への返信) 気になって調べてみた。家庭用の乾燥機の温度は、弾が熱で発火する温度にはだいぶ届かないらしい。ドラムの中でぶつかって発火するほうもまず起きないとは思うけど、怖いのはむしろそっちかな。 12. やらかし名無しさん まあ大丈夫だったと思うよ。弾がまっすぐ飛ぶのは、銃の中で火薬の勢いを一方向に押し込めるから。銃の外で弾けても、花火みたいにパンとはじけるだけで、弾が飛んでくるわけじゃない。.22口径はもともと火薬も少ないし。 13. やらかし名無しさん(>>12への返信) いや、糸くずがぎっしりのフィルターの中で花火って、それはそれで立派な火事の元だからね? 14. やらかし名無しさん 乾燥機がそこまで熱くなるんだとしたら、弾より先に乾燥機そのものを心配したほうがいい。正直、大騒ぎするほどの話じゃないと思う。 15. やらかし名無しさん(>>14への返信) 理屈ではそうなんだろうけどさ。乾燥機の扉を開けたら熱を持った実弾が転がり出てきて、しかも最後の1発は糸くずだらけのフィルターの中。誰だってその場で固まるよ。 16. やらかし名無しさん 競技でわりとよく射撃をしてるんだけど、弾が洗濯機と乾燥機を通ったことは何度かある。それで何か起きたことはない。乾燥機の中でカラカラうるさいのが、いちばんの迷惑ってくらい。 17. やらかし名無しさん(>>16への返信) 射撃場で働いてたころ、弾をポケットに入れっぱなしにするのはしょっちゅうで、そのまま乾燥機行きになったこともあった。乾燥機の熱じゃ、弾が発火する温度には全然届かないよ。 18. やらかし名無しさん シカ猟の上着は「なるべく洗わない」って初めて知った。洗剤の匂いで気づかれるって、シカの鼻はどうなってるんだ。800メートル先のネズミって。 19. やらかし名無しさん(>>18への返信) だから狩猟用には、匂いの残らない洗剤なんてものまで売ってるんだよね。そういう意味では、1年間まったく洗わなかった投稿者は、決まりを完璧に守ってたことになる。 20. やらかし名無しさん 正直、乾燥機の弾より、胸まで沼の泥に沈んで自力で這い出したって話のほうがよっぽど怖い。で、その泥を1年寝かせてから洗ったのか。 21. やらかし名無しさん 「私の運なら、糸くずフィルターから弾が落ちてくる」って冗談を言った直後に、本当にカチン。フラグの回収が早すぎる。薬莢が出てきたときに「前に直した乾燥機をまた壊したくない」って心配してたのが、妙に冷静で好き。 22. やらかし名無しさん 21歳で、獲物の骨でナイフの柄を、腱と皮で弓を作ってるって、それだけでかっこいい。で、オチが「今シーズンはほとんど弓だから、本当によかった」なのが最高。 まとめ 泥まみれのまま1年放っておいた狩猟用の上着を洗ったら、ポケットの実弾が熱を持って乾燥機から出てきた一件。海外の反応は、ティッシュを洗ってしまう「よくある確認忘れ」の告白と、「乾燥機の熱では弾はまず弾けない」「それでも糸くずの中は笑えない」という議論に分かれた。洗う前にポケットを確かめる、ありふれた習慣のありがたみが分かる話だった。 元ソース: 洗濯の前にポケットを確かめなかったら、とんでもないものが出てきた話 投稿 泥だらけの狩猟用上着を1年後に洗ったら、「私の運なら、糸くずフィルターから弾が落ちてくる」という冗談が本当になった話 は やっちまった!海外のやらかし告白 に最初に表示されました。…