1: おっさん友の会 ★ I7hQ0fVh9 2026-10-25 11:38:22 声優の野沢雅子がきょう10月25日、90歳の誕生日を迎えた。言うまでもなく、テレビアニメの草創期から60年以上にわたって声優を務める大ベテランであり、レジェンドというべき存在だ。昨年(2025年)には声優として初めて文化功労者に選ばれている。(全3回の1回目) 野沢をレジェンドたらしめているのは、まず何より、役と一体化していると思わせる演技力だろう。これについては同業者も感服するほどだ。 「彼女は鉄郎ちゃんでしかないの」 『銀河鉄道999』(フジテレビ系、1978~81年)で謎の美女・メーテル役を務めた池田昌子(今年3月に87歳で死去)は生前、相手役の少年・星野鉄郎を演じた野沢との共演を振り返り、《暗いスタジオの中で芝居していると、彼女は鉄郎ちゃんでしかないの。だからパッとライトが点いて、横を見ると「あぁ女の人なんだ」って(笑)。それくらい錯覚を起こすほどうまい人だし、相手役にも恵まれたなって思いますね》と評していた(『キネマ旬報』1998年3月下旬号)。 野沢が主人公・孫悟空を演じる『ドラゴンボール』シリーズ(フジテレビ系)の原作者の鳥山明は、「悟空を描いているときに野沢さんの声が聞こえてきて、原稿がポンポン進むんです」と対談で本人に直接伝えたという。ちなみに悟空のおなじみのセリフ「オッス、オラ悟空!」は、野沢のアドリブから生まれたものだ。 『ドラゴンボール』は1986年に初めてテレビアニメ化されて以来、現在放送中の『ドラゴンボール超スーパー ビルス』まで8シリーズがつくられている。最初は少年だった悟空も、シリーズが続くうちに成長して子供も儲けたが、演じるのは野沢のまま変わらない。成人した男性を女性声優が演じるのは稀有だろう。 文春オンライン 2026-10-25…