日本ハムにドラフト5位指名されたのは“府立の星”の148キロ右腕・岡本翔斗投手(18=大阪・香里丘)だった。会議開始から1時間50分待っての吉報。名前が呼ばれた瞬間から大粒の涙を流し「本当に呼ばれるのかなと不安でした。でも、ホッとしました。両親や支えてくれた方に感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。 同級生24人とユニホーム姿の1年生24人に胴上げされて喜びを分かち合った岡本。北海道には昨年、修学旅行で訪れたそうだが「まさか北海道に行くことになるとは」と笑った。阪神ファンの岡本。新庄剛志監督については「元気で明るいという印象。僕があまりしゃべる方ではないので、合うんじゃないかと思います」と初対面の日を心待ちにしている。 ドラフト1位の山梨学院・菰田陽生投手ら同期入団には支配下指名だけで高校生4人と多いが、「今は実力も注目度もまだまだですが、それを刺激にしていつかは自分が抜いてやろうと」と反骨心も秘めている。 大阪府立高校からプロ入りするのは楽天・村林一輝内野手以来11年ぶり。「公立高校からでも、しっかり目標を立てて努力すれば夢がかなうということを証明できた」と胸を張った。練習は毎日欠かさず、週に2回、30球程度の投げ込みで肩を鈍らせていない。「まずはケガをしない体づくり。先発で長くやりたい。もっともっと練習します」と覚悟を決めた。 母が大阪・箕面の勝尾寺から授かってきたお守りで念願がかなった。その母が好きだった哀川翔の「翔」と、格闘家・魔裟斗の「斗」を取って付けられた名前が「翔斗」。ショートでなく投手としてプロの世界で活躍を目指す。…