
狸や狐に化かされて山道で迷った時は、タバコに火を点けて一服すれば元の道へ戻れる——そんな言い伝えを、山中に現れた幻の機関車や獣道に迷い込んだ姉たちの実話とともに紐解く記事を主役に、今日は10月20日生まれの蔵出し6話を集めた。選んだのは、読み終えてもう一度本文を開きたくなる6本。山中に消えた機関車から、江戸時代に遡る家系の因縁、検索しても見つからない幻の体験談まで、舞台も時代もさまざまだが、どれも当時のスレで交わされた熱量がそのまま伝わってくる。コメントが残っている記事には、当時のコメ欄から特に引きの強い1件を添えてある。 01 【不思議な話】狸や狐に化かされて迷った時は一服すると良いと聞きます。タバコに火を点けるという行為が良いそうです。 2019年コメ11件 伯父が見た幻の機関車、姉たちが迷い込んだ獣道、両親と運転手が山道で取った休憩——三世代の実話がひとつの対処法に繋がる構成に妙な説得力がある。火を点けた瞬間に何が変わるのか、三つの体験を読み比べてみてほしい。 6. 名無しのオカルト 2019/10/22旭村から赤岩村へ戻る時に橋が無くなっていて、探し疲れてタバコを吸ったとたん、橋が現れた、て聞いた事がある。 → コメ欄を全部読む 02 【オカルト二篇】生きてもワケアリ死に方も異常なうちの家系 / 律儀だった「七代祟ってやる」 2020年コメ7件 万引き、殺人、事故死…身内の不幸を箇条書きで並べた迫力に始まり、江戸時代の渡し守が招いたという家系の因縁が続く。何代にわたってその因縁が続いたのか、律儀すぎる祟りの行方は本文で。 5. 名無しのオカルト 2020/10/20>>4 本当は七代祟るって言うのは、「七代の間は、生きる苦しみを味合わせる」ことを言う。 七代かけないと祟り尽くせないほどの憎しみ、恨みってことで、それが晴れたら祟られる存在は用無しって意味らしいよ。 だから祟り終わってたら、八代目でおしまい。 → コメ欄を全部読む 03 【オカルト】予知夢を見ていたのではなく未来にタイムリープしていたと気づいた……って話をまた読みたいのに見つからない 2021年コメ5件 もう一度読みたいのに検索しても出てこない——投稿者の記憶違いから始まり、スレの住人が次々と元ネタ探しに加わっていく過程がそのまま読み物になっている一篇。辿り着く先の正体は、ぜひ確かめてほしい。 5. 名無しのオカルト 2021/10/25でももっと元ネタがあって、アメリカの短編小説で読んだことがある気がする → コメ欄を全部読む 04 【オカルト】「お前はまだ生きれるから残りをやる」「代わりに生きてくれ」 と言ってそれぞれが自分の顔を撫でていった 2017年コメ3件 空襲で吹き飛ばされた仲間たちが、倒れていたひいじいさんの顔を撫でて逝った——短い体験談だが、その後の人生を"ふわふわ"と語る本人の様子まで読むと重みが違う。 1. 名無しのオカルト 2017/10/20オカルトというより普通にええ話やな 福祉関係の仕事してるが高齢者から似たような話を聞くことあるよ → コメ欄を全部読む 05 【怖い話】先輩とキャンプにいって、お約束の肝試し。途中催したんで、先輩と用を足してると暗闇から白いモヤモヤが現れて… 2016年コメ2件 肝試し前に用を足していた二人の目の前に白いモヤモヤが現れ、おまけにライターの様子までおかしくなる定番の流れ。次の日の現地で何が分かったのかは、読んでみてのお楽しみ。 2. 名無しのオカルト 2016/10/24女性陣に遭遇する前に収納できたようでよかったよかった。 → コメ欄を全部読む 06 【オカルト】二、三ヶ月に一回くらいヒラヒラと白い何かが視界をよぎる。曲がり角、家の窓、バスから見る景色、ありとあらゆる所でだ。 2018年コメ2件 数ヶ月おきに視界をよぎる白いものから始まり、じいちゃんが顔面蒼白で打ち明ける場面で温度が一変する長編。正体や行方は、今も本人が探しているところで話が途切れている。 一服の知恵、家系に伝わる因縁、本人も探し続ける記憶の怪異——6本を並べると、舞台も結末もまったく違う話ばかりなのに、どれも当時のスレの熱量がそのまま伝わってくる。あなたの家にも伝わる『こうすればいい』という言い伝えがあれば、ぜひコメ欄で教えてほしい。…