1: 昆虫図鑑 ★ 2026/10/17(土) 08:42:50.86 ID:lgFm9jO4 韓国SKグループの崔泰源会長が提唱 韓国財界の提案が日本でも協力に向けた議題に 「もはや理念にとらわれている余裕はない」 日本経済新聞が「日韓経済共同体」構想を大きく取り上げた。韓国のSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が提唱した構想を、人口減少や経済の停滞、エネルギー輸入への依存など、両国が抱える共通の課題への対応策として取り上げた。日本の経済界の反応や実現に向けた段階的な協力策も紹介し、議論の必要性を指摘した。 日本経済新聞は16日、「日韓経済共同体は夢物語か 将来はパスポートなしで往来?理想はEU」と題する分析記事を掲載した。同紙は「日本と韓国は同じ構造的な問題を抱えている」とし、一つの経済圏を形成すれば、共通の課題を協力して解決できるほか、国際社会での発言力も高められるという構想の狙いを説明した。 日韓経済共同体は、崔会長が2024年に提唱した構想だ。人やモノ、資本、サービスが自由に移動できる欧州連合(EU)をモデルとしている。同紙は、実現すれば国内総生産(GDP)が6兆ドル(約949兆3,000億円)を超え、米国、EU、中国に次ぐ世界第4位の経済圏になると紹介した。 「ルールに従う国から、ルールをつくる側へ」 同紙は、共同体構想の目標について、国際的なルールに従う立場から脱し、ルールをつくる側に回ることだと解釈した。民主主義や法の支配という価値観を共有する両国が経済力を結集することで、国際秩序における影響力を拡大できるという考えだ。 米国と中国を巡る不確実性も、両国の接近を促す背景として挙げた。日韓両国は安全保障面で米国との同盟に依存しているものの、米国第一主義を掲げるトランプ政権の下で不安を抱えており、中国からの威圧にもさらされていると分析した。 韓国では、保守・革新の立場を超えて日本との経済協力を重視する声が上がっている点にも注目した。9月にソウルで開かれた日韓編集セミナーでは、韓国側の参加者が政治的立場にかかわらず、日本との経済関係の重要性を強調したと伝えた。 特に、革新系の韓国メディアの参加者による「韓国と日本は仲良くやっていくしかない」という発言を紹介し、「世代が代わり、時代も変わっている」と評価した。また、日本の経済界も共同体構想を前向きに受け止めているという。5月の日韓経済人会議では、日本側の参加者から積極的な意見が相次いだと伝えた。 エネルギー・半導体分野から段階的に協力 ただし、日本政府は慎重な姿勢を示している。政府関係者は「国民感情も考慮する必要がある。日本側のメリットが見えにくい」と話した。韓国側にも慎重な見方がある。韓国財界の関係者は「両国は主要産業の大半で競合関係にあるため、譲歩は容易ではないだろう」と述べた。 同紙は、共同体が形成されれば、韓国は自国の人口の3倍を超える規模の内需市場にアクセスできる一方、日本は約1.5倍にとどまると比較した。大韓商工会議所が7月に発表した調査では、共同体構想への賛成率は韓国が約70%、日本が約60%だった。歴史問題も残っており、経済面での期待が社会的な支持につながるかどうかは不透明だと指摘した。 実現に向けた現実的な第一歩としては、エネルギー調達と半導体サプライチェーンでの協力を挙げた。原油や液化天然ガス(LNG)を共同で購入・備蓄すればコストを削減できるほか、韓国の半導体製造能力と日本の素材・製造装置分野の競争力を組み合わせることで、サプライチェーンを強化できるという。 韓国の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への加盟も、中間段階の取り組みとして挙げた。両国間には個別の自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)がないため、韓国がCPTPPに加盟するだけでも、経済の自由化が大きく進むとみている。 同紙は、崔会長が共同体構想を説明する際に使う「共倒れ」という言葉を取り上げ、両国の協力が急務であることを強調した。その背景には、両国が抱える構造的な問題や急速に変化する国際環境によって、共に衰退しかねないという危機感がある。そのうえで「日韓両国とも、もはや理念にとらわれている余裕はないだろう」とし、共同体を巡る議論が不毛な対立を終わらせる一助となることに期待を示した。 梶原圭介 *関連スレ 【日経新聞】日韓経済共同体は夢物語か 将来はパスポートなしで往来?理想はEU [10/16] [ばーど★]…