試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。―(3連敗でCSファイナルステージ敗退が決まり)「完敗です。昨年、おととしはいい戦いをして、今年、こういう成績になって。最終的にこのファイナルもやられて。来年はしっかりピッチャーのローテーションも含め、全てにおいてソフトバンクに対して戦っていかないと、また同じようなことになるから。でも、選手たちはよくやってくれましたよ。この時期まで野球ができるということは、必ず成長にもつながるしね。貯金は今年16か。よくやってくれましたよ」―春先、なかなか歯車がかみ合わなかった時期もあったが、結果としてそれだけ貯金ができた「16は優勝のラインなんだけどなぁ(笑)。ライオンズさんも含めて。でも最終的に勝たないと意味がないですからね、この世界は。一つのきっかけを選手につかませて、前を向いて上を目指して。バッターの方はもう、調子が悪いからとコロコロコロコロ、バッティングフォームを変えていたら、毎年同じ成績になるから。これというフォームを決めたら、それをずっとやる。そういう気持ちも大事かな、というところはありますね」―オーダーの固定を理想としていたが、いろいろな問題があって打線が固定できなかった「…勝ってないですからね。優勝できなかったということは、そのポイントもあります。あとは僕の継投のミス。スタメンに出した選手を毎日、自信を持って送っているけど、そのピッチャーに対して打てなかったり、ミスをしたとしたら、使った僕のミスだし。そのへんはもっと僕が勉強しないといけないというところもありますけど、自信を持って送り出した選手がその個人成績を伸ばしていってもらわないと。きょう、シーズンは終わりましたけど、もうあしたから選手たちはスタートするつもりで。個人個人が成績を上げないと年俸も上がらないですしね。今年活躍した選手で年俸が上がる選手は何人かいると思うんですけど、もちろん下がる選手もいる。下がった選手はものすごく悔しいだろうしね。オフは自分の年俸を上げるという気持ちでやってほしいですね」―このシリーズの戦いを踏まえて、特に印象に残った選手は「このファイナルはモーレ(レイエス)でしょう。やっぱりあの足のけがで強く振れなかったというところはありますよね。一番本人が悔しがっていたし、責任を感じていたと思うので」―一度はリードする場面もあったが、逆転された。相手との差をどう感じたか「押せ押せでしたけどね…。(ソフトバンクは)野球がうまいですよね、やっぱり。ランナーの進め方とか、ここ一番の勝負強さ。たぶん、バッティングコーチがしっかり選手に対して、このカウントではこれを狙っていこう、コースを決めてそっちに持っていこう、という指示もあったと思う。それに対して、しっかり選手が応えたんじゃないかなと。このファイナルのポイントは庄子くんでしたね。いい活躍をしましたね、守備もそうですし。先頭バッターでしっかり塁に出て、それを自己犠牲で進めて、打つべき人が打つ。正木くんにも今年、やられましたしね。難しいです。ここは申告敬遠でこのバッターでいいのか、次を見てピッチャーとの相性を見たら、(ソフトバンクの打者の方が)全部いいから。どれにすればいいんだと。もう、分かりゃんとなるもんね(笑)。だいたい(対戦打率が)4割以上でしょ。そこを来年はガッと変えないと、いい戦いはできないですね」―投手陣についてはどうだったか「もう言っても仕方ないでしょうね、そこはもう。打たれすぎましたね、今年は全てにおいて」―ソフトバンクに徹底的に研究されていた「研究されたというか、最初にバババっと勝たれて…うちが負けて、もう余裕を感じていましたね、相手は。そこまで行ってしまうと、そのシーズンは(不利になる)。ソフトバンクさんに限らず、チーム対チームで、前半負け越した時にはもう、そのまま行ってしまう。個人個人も圧に負けるというか、点を取っても逆転されたらちょっと気持ちが下を向いてしまうというところはあると思います」―昨年、おととしと比べて監督自身の悔しさは大きくなっているか「今年はさらに悔しいよね。悔しすぎて一周回ってるもん(笑)。でも来年、変わると思いますよ、こればかりは。ここまで負けたということはフロントもいろいろ考えてくれると思う」…